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【Galaxy Note8降臨祭・前編】こだわりポイントが満載。3年ぶりのGalaxy Note8を徹底解説!


先日EngadgetとSamsung電子ジャパンの主催で開催されたGalaxy Note8降臨祭。前回のGalaxy S8降臨祭の記憶も新しいですが、今回は遂に発表された機種として前回以上に盛り上がるものとなりました。S8降臨祭で話題となったDeX Stationの日本での取扱いが決定するなど、ユーザーの意見を受けてさらによくなるGalaxyシリーズ。今回はそんなNote 8降臨祭のレポート第一弾をお送りいたします。

すでにNote 8を所有しているユーザーも多かった会場

今回の降臨祭でも、「日本一Galaxyを知る男」でお馴染のSamsung電子ジャパン、糸櫻氏と、「世界一Galaxyを知る男(自称)」の携帯博士こと山根博士、そして、Engadgetジャパン編集長ACCNこと矢崎氏の3人で進行。会場内には、すでにNote 8を購入したという強者も多く、Note 8への熱い思いが爆発していました。

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カタログに載っている話はしません! by糸櫻氏

メイントーク:Samsung電子ジャパン糸櫻氏


まずは、「日本一Galaxyを知る男」、Samsung電子ジャパンの糸櫻氏によるNote 8に関しての説明から。ただし、今回はNote 8に関して最低限の知識があることを前提に「カタログに載っている話はしません!」と宣言が。裏話を中心にお話いただけました。

2012年に初代が登場したGalaxy Note

Galaxy Noteの実機(電源ON可能)も登場

まずは、Galaxy Noteシリーズの歴史の振り返りから。2012年にIFAで発表されたNoteは、当初日本投入の話はなかったんだとか。その後、突然日本発表が決まり、キャリアやアプリ開発会社を巻き込んだ怒涛のハードスケジュールで発売にこぎつけたんだとか。世界初のSペン搭載端末は、このように日本に登場したのでした。


その後Note2、Note3、Edgeが登場し、様々な機能が追加されては廃止されつつ(e.g. 8方向からの音を感知するボイスレコーダー機能など)進化を遂げていったNoteシリーズ。なぜか、いったんその流れが戻ったあと、日本では3年ぶりのNote、Galaxy Note8が登場したのでした。

会場には、なぜか「7」という端末の外箱を持っていたり、「FE」を持っている方もいましたが、糸櫻氏曰く「Samsungの数え方では、5,6,8!!」なんだとか。せっかくですし、「Samsung数列」とでもしておきましょう。

「こんなところまで!」が溢れるNote 8(抜粋)


Galaxy Note8のこだわりポイントを解説する糸櫻氏

満を持して登場したGalaxy Note8。そのこだわりポイントについて、本レポートではあーるが個人的に「これだ!」と思った点をピックアップして行きましょう。登場前、登場時の情報から知っているつもりだったNote8について「こんなところまで!」が溢れる内容でした。



まずは、Noteシリーズではお馴染のマルチウインドウ機能。全体的に画面が大きいNoteシリーズは、Sシリーズに比べてもマルチウインドウ機能を使うユーザーは多かったんだとか。その組み合わせとしては、動画+α(インスタントメッセージ・インターネット・SNS)のパターンが多いことも分析。そのよく使う3つの機能を簡単に呼び出せる「App Pair」機能を今回搭載しユーザビリティを向上させました。



Galaxy Noteシリーズお馴染のSペン。これも、世代を重ねる事に絶えず改善。「まるで本物のペンのように使える」ことを目標に、過去のペンから比べて、追従性を70msと短くし、ペン先は更に細く(0.7mm)、そして圧力感度は4096段階まで向上。某社とは違い電池不要で、わずか3gという軽さを実現したのでした。ペン先はラバー製で、書き心地もよく、スクリーンには気づかつかないようになったんだとか。実際に試してみても確かにちょっとした感じで紙に書いているのに近い重さを実感できました。

そんなコダワリの中で一番のポイントは「カチカチ感」だとか。ついつい人間が無意識にペンを「カチカチ」やってしまうのを、Sペンのプッシュボタンでも再現。気持ちのよいカチカチ感を実現するために耐久性試験も行うなど、ちょっと頭おかしいコダワリもあったのです。



Sペンとペアで活躍するのが画面オフ時の「画面オフメモ」。Noteシリーズでの制作物の実に64%が画面オフメモからというデータを基に、機能を拡充。何かを思いついたらすぐにペンを取ってメモが取れるために、100ページまで書き進められるようにしたり、Always On Displayでも内容を表示できるようにしたりと工夫しました。



当ブログのレビューでも、その機能を試していた「ライブメッセージ機能」。「書いているものをそのまま送れるようになればいいよね」というところから実装に至ったんだとか。写真にペンを使って装飾を加えてみたり、お絵かきをそのまま送ってみたりと、クリエイティビティを試す場面はたくさんありそうです。




Galaxy Note8では遂にデュアルカメラを搭載。見覚えのあるデュアルレンズがありますが、Note8では望遠レンズとの組み合わせを選択。ちなみに、望遠の理由というのも興味深く

白黒:低照度の明るさUPのため⇨うちは明るいので、不要です
ワイド:広角撮影のため⇨もともと広角なので要りません
望遠:望遠撮影がスマホは弱いので、採用!

というなかなか他社を煽っているスタイル。嫌いじゃありません。また、ピクセル、レンズ、手ぶれ補正、撮影をすべてデュアルにした「4つのデュアル」を実現しています。



他社を圧倒するのが望遠機能。広角と望遠レンズをその時の明るさに応じて切り替えつつ、最大10倍の光学ズームを実現。画質の劣化を少なくしつつ、これまでのスマートフォンよりも遥かに高いズーム倍率を実現したのは驚きでした。


そして、デュアルカメラではお馴染のライブフォーカス機能。Huaweiでいうワイドアパーチャ機能ですね。「ライブ」という通り撮影中や撮影後にボカシを変えられる機能。また、2つのレンズの画像を両方とも記録する「デュアルキャプチャ」機能も利用できます。


人工知能Bixbyに関しては、前回のレポートで触れているので今回は割愛。Note8ではプロセッサーがXiaomi Mi 6(レビュー)OnePlus 5(レビュー)と同じSnapdragon 835にパワーアップ。6GB RAMによって、マルチタスクもバリバリOKな性能を実現しました。後述するDeX Station利用時のマルチタスクもサクサクですね。



前回の降臨祭で「欲しい!」と話題になったDeX Station。SNS上での話題や、Galaxy Studioでの展示などを踏まえて、話題性の高さから国内投入が決まりました。「ちゃんと意見があれば、話しを聞く会社」だとか。

前述の6GB RAMと組み合わせて、いつでもどこでも快適に利用できる、そんな環境を実現するDeX Station。これが多く普及していくことで世界のスマホとの関わり方も変えていけるのではないかとのこと。なお、その実現にも「欲しい!」と言った方は「責任を取って買って欲しい」とのことでした。

後編では、山根博士のトークやGear Fit2 Proも登場


携帯研究家・山根博士

駆け足でお届けしたGalaxy Note8降臨祭のレポート前編。知っているつもりだったNote8について、「こんなところまで!」となった点も多かったのではないでしょうか?後編では、携帯研究家・山根博士のトークや、同時に発売となるウェアラブル端末Gear Fit2 Proも登場。次回更新もお楽しみに!



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