レビュー

[レビュー][threecolumns]

【PIMAX 4K VR・クーポン有】わずか4万円の4K対応VRヘッドセット。PIMAX 4K VR レビュー

昨年2016年は「VR元年!」とも呼ばれOculus RiftやPlayStation VRを始め多くの製品が登場しました。スマートフォンを挟み込むタイプのVRヘッドセットも多く登場し、Google Cardboard規格に対応した製品を中心に多くの商品が登場。私自身もXiaomi製のものと、別メーカー製の2機種をレビューしていました。手元にあるスマートフォンの一つ、ZTE AXON 7はGoogleが提唱するDaydream対応予定端末の一つでもありますしね。

さて、今回は乱立するVRヘッドセットの中でも画面内蔵型で最大解像度3840*2160(=4K)に対応しながらも、4万円以下の価格に収まったヘッドマウントディスプレイ、PIMAX 4K VRをご紹介。中華通販サイトのGearBest様から実機を提供していただきましたのでレビューいたします。

PIMAX 4K VRは最大3840*2120(=4K)に対応したヘッドマウントディスプレイ。水平視野角は110°に達し、スマートフォンを挿入するタイプに対して高精細で、かつ視野角の広い臨場感のある映像を再生することが可能です。現在GearBestではクーポンコード"LHPIMAX"で41,000円で販売中。


外観レビュー・パッケージ内容

今回は配送の都合上か一番外側の箱を省略し、内箱で届きました。とは言っても、この手の込みようです。
開封していきます。
本体は前面にロゴマークと、本機の特徴でもある4Kが強調されています。
当然ひっくり返すとレンズ側。スマートフォンを挟み込む必要がないというのは新鮮です。
付属品一式
ヘッドフォンは、左右両面にある専用端子に接続し、ヘッドバンドに通すことで耳の位置に固定可能
本体の上面には、矢印キー(通常はボリュームキーとして動作)と電源キー

セットアップ

頭上部のバンド以外を取り付けた感じが上の写真。今回、専用GPUを搭載したPCがGTX 940MX搭載のXiaomi Mi Notebook Air 13しかないため、Mi Air 13に接続してレビューしていきます。(最低使用条件はGTX960なのでちょっと足りません)
PCとの接続にはHDMIケーブルとUSBの2本を利用。
PCに接続すると自動で電源が入り、本体中央のインジケーターが青色に点灯します。
公式サイトから専用ソフトPi Playをダウンロードし、インストールします。インストールし、本体を接続すれば上のように本体が認識され利用可能となります。

ノートPCでは動画鑑賞や専用ソフトのみ体験可能

今回使用したノートPC、Mi Notebook Air 13はGPUにGTX 940MXを搭載しているものの、内臓のインテルHDグラフィックを完全にオフにはできない仕様。このため、本機では「拡張モード」と呼ばれるモードのみしか利用することができません(公式ページにも記載あり)
上のように優先グラフィックプロセッサを変更してもこの状態は変わらず、PIMAX純正のVRソフトウェアのみが利用でき、本機の特徴の一つでもあるSteam VRなどの互換動作についてはNGでした。

逆に言えば、デスクトップPCで専用GPUを持つ機種であれば、Steam VRなどの他のVRのゲームもプレイ可能ということであり、PCさえ強化できれば本機でプレイ可能なゲームの幅は一気に広がります。Steam VRなどの利用に関しては情弱ねっとさんがレビューされているのでそちらを。


映像再生や3D再生はさすがの性能

出来ないものは出来ませんのでSteam VR等の他社製ゲームは諦め、本機の純正アプリからいくつか試してみました。まずは、Pi Playに純正で含まれている3D映像を鑑賞。スマートフォンタイプのものでも同じような3D映像は鑑賞したことがありましたが、ヘッドマウントディスプレイの本機のほうがより明るく、大画面で精細な映像を楽しむことが出来たのは事実でした。

また、専用ソフトを利用することでPC内やNAS内の映像を再生することも可能ですが、こちらも本機のクオリティが圧勝。アニメーションの鑑賞も驚くべき高画質で可能ですが、個人的にはライブ映像は没入感が大きく感じました。昔見ていたものの最近は見なくなってしまった映像作品を掘り返すには良い機会でしたね。

ちなみに、以上の映像類の再生品質は全てフルHD。本機のウリは4K品質なのですが、一体どこで4Kになるのでしょう...?HDMIもVer1.4で4Kは30fpsまでしか対応していませんし...綺麗なのでいいんですけどね..

流石はヘッドマウントディスプレイ、ただ制限あり

本機のレビューのために数時間装着してみましたが、映像の綺麗さは流石といったところでした。スマートフォンを挟み込むタイプに対して没入感が全く違います。あと、それに比べて少し軽いですしね。

ただ、実際に利用する上ではSteam VRの利用にはデスクトップ機が必要だったり、なぜか4K対応にならなかったりと制限や自力でどうにかしなければならない点は多い印象でした。その代わり、値段はクーポンコード"LHPIMAX"で41,000円。安さゆえの制限と考えれば、ヘッドマウントディスプレイとしての性能はあるはずなので、安いのかもですね。


コメントを残す
  • Blogger Comment using Blogger
  • Facebook Comment using Facebook
  • Disqus Comment using Disqus

0 件のコメント :


中華スマートフォン

[中華スマホ][bleft]

DAP

[DAP][bleft]

中華パッド

[中華パッド][bleft]

オーディオ

[オーディオ][threecolumns]

旅行記

[旅日記][grids]

ガジェット

[ガジェット][threecolumns]