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【Amazfit T-Rex Ultra】デュアルバンドGPSとオフラインスキーマップで手元でゲレンデマップを確認!スキーヤーのマストアイテムなスマートウォッチAmazfit T-Rex Ultraで雫石スキー場へ【PR】


スキーにスノーボードといったウインタースポーツを楽しむ方にとって、2024年は暖冬による雪不足でなかなか苦しいシーズンに。ただ、北日本に目を向けるとほぼ全面滑走できるスキー場もチラホラあり、3月上旬にかけてならまだまだスキーを楽しめるはず。スキーやスノーボードは膝を使ったり、全身でバランスを取ったりと意外と滑走中は激しく体を動かすスポーツ。その滑走の記録を手軽に記録できたら楽しそうですよね。

先日ご紹介したスマートウォッチ、Amazfit T-Rex Ultraは超低温化でも問題なく動作する耐寒性とデュアルアンテナによる高精度なGPSによる位置計測を両立した製品。スキーやスノーボードといったウインタースポーツの記録でも大活躍。本記事では実際にスキーに行ってみてAmazfit T-Rex Ultraを使い倒してみたのでそのレポートです。



デュアルバンドGPSですぐに位置を計測。滑走ルートをマップで確認可能



今回やってきたのは北日本は岩手県・雫石町にある雫石スキー場。当ブログでは2021-2022シーズンでご紹介しており久々の登場。実際には2022-2023シーズンでも訪問しており3年連続で来ている私にとってのもはやホームゲレンデ。1993年にアルペンスキー世界選手権を開催したこともある名門コースで最長2,600mのダウンヒルコースに、サラサラなパウダースノーを楽しめるスキー好きなら絶対に行くべきスキー場。


早速滑り出す際に運動モードからスキーを選択して計測を開始。デフォルトでは文字盤左上のセレクトキーを押すとスポーツ選択モードに。そこからは上下キーとセレクトキーを押し進めるだけで画面タップなしで計測を開始できました。グローブなどでタッチパネルが反応しないときでも手袋を外すことなく計測を開始できるのは便利。

寒冷地、かつ、通常の平地とことなる標高の高い場所だとGPSの計測性能には不安があるところですが、デュアルアンテナを搭載した本機なら現在地の測定もスピーディー。十数秒ほどで現在地を特定し計測を開始することが出来ました。最初に滑走を開始するリフトを降りる前くらいに計測を開始しておけばちょうど良さそうです。


デフォルトの状態では表示モードは5画面用意。1ページ目は画面表示時のリアルタイムの速度、現在のダウンヒルの距離、最大滑降速度を表示。2ページ目ではより統計的な内容になりダウンヒルの回数、ダウンヒルの合計高低差、そして滑走距離が表示。また、移動距離に対するダウンヒルの割合も示してくれます。

この内容からもわかるようにAmazfit T-Rex Ultraではコースを滑走しているのか、それともリフトなどで移動しているのかを自動的に認識しラップを記録してくれるため、どんなコースでどれだけ滑ったかを記録しておいてくれるわけ。

      


他には高度表示のページと、心拍数のリアルタイム表示も装備。このあたりはランニングなどとあまり変わらない印象。高度計測はかなり正確で、上の写真はリフト乗車中に撮影しましたが、高度がぐんぐん上がっている様子を簡単に確認できました。

そして特筆したいのがAmazfit T-Rex Ultraで初採用したスキーマップ機能。前回のレビューでご紹介したオフラインマップ機能ではランニングなどで道が分かるように使えるものでしたが、スキーマップではOpenSnowMapに登録されているコース情報をT-Rex Ultraの画面上で確認できるようになっています。

      


この地図を左に90°傾けると表示内容と一致する

地図の縮尺はこれもボタン操作のみでメニューを表示させて、縮尺、十字キーモードに移行して変更が可能。コースの難易度によってコース側も表示される色が変わるようになっており、中級コースは赤色、上級コースは黒色というふうにひと目でコースマップが確認できるというもの。なお、マップ場にはリフトも描かれており、廃止済みのものは黄色で表示されていました。(雫石のゴンドラには復活してもらいたいもの)


マップのダウンロードにはZeppアプリとAmazfit T-Rex Ultraの両方での操作が必要。まず、Zeppアプリ側でスキーマップをダウンロードしたいエリアを「デバイスのダウンロードリスト」に登録。その後Amazift T-Rex Ultra側からオフラインマップアプリを開いてダウンロードを行うだけ。あとは、運動モードや専用アプリでオフラインマップをスキー場で開けば自動的にゲレンデマップを確認できます。

      

あとは計測モードのまま滑っていけばいつでも滑走距離や、速度、その統計情報にマップまで手元で確認できるようになります。もちろん、スマートフォンとも接続したままのためメッセンジャーアプリからの通知も、電話の通知も受け取ることが出来るためスキーの計測とスマートウォッチとしてのスマートさの両方を両立して使っていけるわけ。

      


一日中滑っているような日は途中で食事のために休憩をとることも。スポーツ計測のまま休憩に入ってしまうとGPSを作動させ続けてしまったり、空白の時間ができることで計測結果も狂ってしまいます。T-Rex Ultraではスポーツモードを一時停止するだけでなく「あとで再開」モードも搭載し、計測を一時停止したまま他のアプリを開けるようにすることが可能。これなら食事を挟んでも安心して計測を続けられます。

今回は雫石ロープウェイの山麓駅にある「ラーメンあねっこ」で。素朴な雰囲気のこのラーメン店で今回は醤油チャーシュー麺をオーダー。スキーで疲れた体に塩気のあるスープと、薄切りのチャーシュー、そしてビールが疲れを癒やしてくれます。


 

スポーツモードで開けるナビゲーションメニューもご紹介。スキー中にあらかじめスマートフォンなどで登録したルートの方向を示してくれるナビゲーション機能を使う、ということはないかと思いますが現在地を保存する、というのはニーズはありそう。(当ブログでは推奨しませんが)バックカントリースキーをする際などにはピン立て出来る機能は重宝しそう。

また、これもバックカントリースキーで役に立つような気もする「始点に戻る」機能も搭載。計測を開始した起点に対して戻る直線ルートをナビゲーションしてくれる機能で、一般的なゲレンデでは利用することはなさそうですが、山登りを楽しむ方には役立ちそうです。

※一般的なスキー場ではコース外滑走(バックカントリースキー)は禁止されており、本記事で紹介する雫石スキー場でも禁止されています。一部の入山が可能なスキー場でも、必ず登山届を提出し、安全に滑れる状態で滑走してください。

スラロームバーンコース


午後も滑走を楽しんだらホテルにチェックイン。雫石スキー場の周辺にはほぼ宿はなくゲレンデのそばで宿泊をするなら雫石プリンスホテルが第一選択肢になります。22㎡のスタンダードルームは景色を楽しめる大きな展望と、広々としたソファーが魅力。汗ばんだスキーウェアを脱いで浴衣に着替えたら、広々とした景色を楽しめる温泉露天風呂を堪能します。



     


スキーを終えて運動計測を終了すれば、自動的にこれまで延々と記録していた内容を整理してAmazfit T-Rex Ultra上で表示。とはいえ、疲れ切っている状態では画面上でチェックする気力もなく、温泉に入ってからスマートフォンのZeppアプリで確認するのがベター。記録では、地図上に実際に滑った軌跡は青色で、リフトに乗っていた分は白色で表示されどれだけ滑ったのか視覚的に確認が可能。

滑走中の速度の変化をグラフで確認したり、心拍数の推移もひと目で確認することが可能。速度、心拍数、高度の変化をまとめた複合グラフも確認することができ、どんな場面で心拍数が上昇しているのかが一目瞭然。こうしてみると、スピードを出して滑っているときより、上級者コースのコブで苦戦しているときのほうが心拍数が上がっている様子がわかって面白いですね。

     

     

スポーツウォッチとして欠かせないのが運動の成果を確認すること。スキーはいくらハードなコースを滑っても有酸素運動としても、無酸素運動としても正直そこまでの効果はない様子。とはいえ、ずっと屋外にいることもあり運動負荷は一定程度はあるよう。ただ、カロリーの消費量は若干怪しいですが、運動の記録をこうやって残せるのはスマートウォッチならではの良さかもしれません。


Zeppアプリ上ではスキーの記録も他のアクティビティの記録と一緒に保存。表示している3日間はスキーしか記録がありませんが、他の日のランニングやウォーキングなどとT-Rex Ultraのレビューでも紹介したようにPAIや総運動負荷を管理出来るようになっています。レジャーでの運動と日々の運動を分けて管理する、というパターンもあるかと思いますが、一括管理できたほうが運動合計としては正しい記録になる印象です。


今回の雫石スキー場は2泊3日の日程で訪問。出発前日の夜にバッテリーを満充電し、1日目は移動と4時間ほどのスキー、2日目は一日中スキーをし、3日目も4時間ほど滑走というスケジュールでした。充電器を忘れて行ってしまいましたが3日目の途中まではGPSを作動させ続けて利用が出来たのもポイント。1泊2日のスキー旅行なら充電無しでカバー出来てしまいます。

さすがに2泊以上になると写真のようにバッテリーが足りなくなってしまいますが、その間でも充電は一回すれば十分というレベル。旅行中はなるべく荷物を減らして、持ち運ぶ充電器も小型にしたいところ。バッテリー持ちの良さもAmazfit T-Rex Ultraの魅力でした。

雪を楽しむなら今。Amazfit T-Rex Ultraで最高のスキーを




今回レビューしたAmazfit T-Rex Ultraでのスキー記録。毎年冬になると雪山が恋しくなってしまう私にとって、スキーの滑走の記録を簡単に取れる、かつ、ずっと残せる製品はまさに理想の製品でした。アクションカメラで滑った様子を撮影するのも楽しいですが、どのくらいのスピードで滑っていたのかを記録して振り返ると、それはそれで面白いはず。

2023-2024シーズンは記録的な雪不足となってしまっているのが残念ですが、まだ北関東、北東北や北海道のスキー場は滑走可能なコースも多く残っています。Amazfit T-Rex Ultraをつけて最高のスキーを楽しんでもらえたら。



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