【Xiaomi 13】Snapdragon 8 Gen 2に5400万画素のライカカメラ、そして50Wの無線充電に対応したXiaomi 13が10万円で登場
日本でようやくXiaomiの最新フラグシップモデルであるXiaomi 12T
Proが発売となっているタイミングで、本国中国では次世代モデルであるXiaomi
13シリーズが発表され12月15日より発売。例年と同じタイミングの発表ではあるものの、日本版の発売が昨年のXiaomi
11T
Proに比べて遅れたこともあり、日本と中国で0.5世代発売モデルがずれてしまいました。
Xiaomi 13はQualcomm Snapdragon 8 Gen 2に6.36インチの2400×1080
OLEDディスプレイ、8/12GB
RAMに128/256/512GBストレージを搭載したスマートフォン。カメラは バックカメラに5400万画素+5000万画素のメインカメラ、1200万画素のウルトラワイドカメラ、1000万画素の望遠カメラの3種類を搭載。その全てがカメラメーカーであるライカの名前を冠したライカカメラで、スマートフォンながら自然で芸術的な色合いを実現したモデルです。
現在中国版のみが本国中国で発売。AliExpressのXiaomi Mi
Storeにも登場しており約10万円で購入可能です。先日国内版が発売になったXiaomi 12T Proが約11万円だったのでほぼ同じくらい。Xiaomiも一端の高級メーカーです。
Xiaomi 13のスペック
映像体験を最高まで高める6.36インチOLEDディスプレイ
Xiaomi
13は6.36インチのOLEDディスプレイを採用。これまでのハイエンドモデルと同じく120Hzでの駆動に対応しヌルヌル動くディスプレイを実現。標準的なスマートフォンで多い60Hz駆動に比べると、その滑らかさは圧倒的です。
明るさは1900nitという圧倒的に明るいディスプレイを実現。Xiaomi 13のHDR
10+対応により、どんな映像であっても、明るく、そして鮮やかに描きだすことでスマートフォンの中でも圧倒的な映像体験を実現しています。
ライカカメラが織りなす、スマートフォンのカメラを超えるクオリティ
これまで中国のスマートフォンメーカーでライカ監修を受けていたのはHuaweiで、実際に当ブログでもライカ譲りの性能をHuaweiのMateシリーズ、Huawei Mate 9(2017年)で体験していました。ただ、Huaweiは米国の制裁によってスマートフォンのハイエンドモデル戦線から離脱し、ライカもシャープと組みつつも次の乗り換え先を探していた様子。そして白羽の矢が立ったのがXiaomiでした。
Xiaomi
13シリーズでは、ライカの徹底監修の元でメインカメラ、ウルトラワイドカメラ、望遠カメラのすべてでライカクオリティを実現。メインカメラは5,400万画素のメイン+5,000万画素のエフェクトセンサー、1,200万画素のウルトラワイドカメラ、そして1,000万画素の望遠レンズの3種類のカメラを採用。
Xiaomi 13のメインカメラのセンサーは、1/1.49インチのSONY
IMX800センサーを採用。IMX800自体はXiaomi 13以前にHonor
70で初めて採用製品が登場したセンサー。圧倒的に大型なセンサーと、ライカによるソフトウェア補正を組み合わせて、自然な彩度と十分なコントラスト比で簡単に芸術的な写真を撮影可能。
これまでのXiaomiのスマートフォンも画質を重視したカメラではあったものの、撮影した画像には良くも悪くもXiaomiらしさがあり、とにかく青色と赤色の両方の彩度を上げる癖がありました。若干味付けの濃すぎるように感じる面もあり、ライカカメラの採用により程よいバランスで写真が撮影できるようになってくれたら嬉しいもの。
3種類のレンズを組み合わせることで、Xiaomi
13では簡単に求める焦点距離で写真の撮影が可能に。35mm広角で捉えるのも、90mmレンズでポートレート撮影をするのも簡単に可能。スマートフォンのカメラが苦手とする望遠もXiaomi
13なら最適な焦点距離での撮影を実現します。
光学式手ぶれ補正の「Hyper
OIS」も搭載。大きくカメラが動いている状態でも、確実にブレのない写真や動画の撮影を実現します。動画は8K/24fps、4K
24/30/60fpsでの撮影にも対応。高い動画撮影能力で、スマートフォン一台でも十分アクションカメラとして利用できるわけ。
Snapdragon 8 Gen 2で、さらなるパフォーマンスの高みへ
2021年から搭載モデルが登場したSnapdragon 8 Gen 1。Xiaomi 12シリーズから採用された8 Gen 1自体も相当なものでしたが、もうSnapdragon 8シリーズも第2世代へ。Snapdragon 8 Gen 2はAntutuベンチマークでは120万点を超える実力を持つ圧倒的なパフォーマンスを実現したもの。
前述したカメラで超高解像度写真を撮影し、RAW形式を編集するといった場合でも、もしくは8K画質で撮影した動画を編集して投稿するといったときも高いパフォーマンスのXiaomi
13なら問題ありません。
そしてそんな高性能なプロセッサーの搭載時に不安になる発熱についても、4642m㎡の面積を実現したVCパネルと液体冷却によって解消。圧倒的な放熱面積によって、高パフォーマンスを落とさずに利用し続けることが可能です。
小柄な本体ながら4,500mAhのバッテリーを確保。バッテリー持ちは1.37日を実現したことで、一度使い始めたら丸一日充電を気にせずに利用できるのも魅力的。ただし、このDOUというのが具体的にどんな利用状況を指しているのかは正直不明でした。
Xiaomi 12Tシリーズでは省略されていた無線充電にもXiaomi 13では対応。有線充電は67Wに落とされ0%から満充電までの時間は38分と、Xiaomi 12T Proの19分の約倍に。とはいえ、実際19分での満充電が必要な場面は少なく、このくらいでちょうど良さそう。
無線充電は50Wの超急速充電に対応。個人的には無線充電のほうが実生活での恩恵は高く、さっと置くだけで50W充電というのは嬉しいポイントかも。無線充電でも満充電までは48分、実際には2,30%から充電することを考えたらこれで十二分なはず。
ライカカメラとSnapdragon 8 Gen 2、50W給電で10万
そんなXiaomi 13はAliExpressのXiaomi Mi
Storeにて中国版が95,899円にて販売中。スマートフォン1台に対して10万円というのはApple製品であればすでに当たり前ですが、いくら大手とは言え中国メーカーに対して払うのはなかなかハードルが高いもの。とはいえ、ライカカメラにSnapdragon
8 Gen 2、50Wの急速充電は魅力的といえば魅力的。
記事執筆時に何を思ったのか存在を消してしまっていた、6.73インチの大型ディスプレイに120Wの急速充電、そして1インチの大型センサーのライカカメラを搭載したXiaomi 13 Proも登場中。こちらは143,744円。1インチセンサーは魅力的すぎるものの、現行のXiaomi 11T Proが2台分の価格。Huawei Mateシリーズが6万円で買えたあの頃が懐かしく感じてしまいますね。
Xiaomi Redmi Pad
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カエレバ
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