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【タブレット特集】生活の中に溶け込める、ハイスペックからミディアムモデルまで。中華タブレットブログ管理人が選ぶ2022年のタブレット5選


スマートフォンの大型化が進み、二つ折りのGalaxy Foldシリーズが一世を風靡したり、iPhoneが超大型したりと、大きな画面を持ち運べることのニーズが高まりつつあります。そんな中、注目を集めているのが高性能なタブレット端末。現在の二つ折り端末の価格では、スマートフォンとタブレットをそれぞれ購入したほうが安く、また、利便性も高く個人的にも使い分けがオススメ。

本記事ではすでに日本向けに投入されているタブレットから、性能と、大画面でマルチメディアを楽しむのにぴったりな大画面とを両立させた製品を特集。自宅でも外出先や旅行先に持っていって手軽に動画やWEBブラウジングを楽しめる製品を一気にご紹介します。また、中華タブレットをこれまで触り続けて痛い目に遭い続けた中華ガジェットブログとしての選び方も指南します。



Amazonプライム・Netflixでの高画質再生にはWideVineレベルにご用心


ディスプレイの性能が良くても見れなかったら意味がないはず

まず最初に注意していただきたいのが、WideVineセキュリティレベルというもの。すでに多くのガジェット専門メディアで取り上げられているように、Amazonプライム・ビデオやNetflixといったストリーミングサービスを利用する上で重要な機能。このWideVineセキュリティレベルが「L1」でなければ先述したサービスでのHD再生ができません。

現在日本で販売されているスマートフォンの多くは、このWideVineセキュリティレベルがL1で、特に気にせずに利用することが可能です。しかし、タブレットの場合はそうでない製品が多いため注意が必要といういうもの。また、Amazonプライム・ビデオ等ではサービス独自の認証も必要となりWideVineセキュリティレベルがL1であってもHD再生が不可という製品もあり、注意が必要。

もともとWideVineセキュリティレベルについては、大手メーカーがL1の製品をリリースし、俗に呼ばれる中華メーカー・山塞メーカーはL3と明確に分かれていました。ただし昨年に登場したCHUWI HiPad ProのようにWideVine L1を謳って登場し発売したものの、Amazonプライム・ビデオのHD再生に非対応だったという製品も。このため、販売ページや一部の不誠実なガジェットサイトの記載内容には注意が必要です。

Amazonプライム・ビデオをHD再生したい、という場合には
①大手メーカー製の製品を選ぶ
②他メーカー品であればWideVine L1と謳っており、かつ、実機レビューで再生確認が取れているものを選ぶ

というのが必要です。当ブログでもレビュー時には実際の挙動を含めて確認を実施。確実に再生ができるものをそうとご紹介できるようにしております。その場合でも、中国版の製品ではファームウェアのバージョンアップで可否が変わるということもあり、中国版や山塞メーカー品では注意が必要です。


高性能タブレットのスタンダード:Xiaomi Pad 5シリーズ


写真はXiaomi Pad 5 Pro

高性能で、かつ、各種ストリーミングサービスを高画質で楽しみ、あわよくばゲームも、すべてでストレスなく使いたい、というときに困ったらXiaomi Pad 5がベスト。円安の影響もあり国内販売価格が登場時に比べて大幅に上がってしまったもののそれでもコストパフォーマンスの高さは魅力。

また、WideVineセキュリティレベルもL1、かつAmazonプライム・ビデオを始めとする各種ストリーミングサービスでも高画質再生に対応。11インチの2,560×1,600の高解像度なディスプレイにQualcomm Snapdragon 860、さらに6GB RAMに128GB/256GBストレージを搭載。ハイエンドスマホ並みの性能を持ちながら国内販売価格は59,800円と非常に廉価。日本国内で販売されているハイエンドタブレットとしては最もコストパフォーマンスに優れたモデルと言っても過言ではありません。

Xiaomi Pad 5 Pro

当ブログでは中国市場向けの上位モデルであるXiaomi Pad 5 Proをレビュー。上位モデルのためSoC性能がより高いことから一概には言えないものの、タブレットとして利用する上で不満を感じる部分がないレベル。ディスプレイ性能はXiaomi Pad 5も共通ですが、ヌルヌル動く120Hzの高解像度ディスプレイは一度使うと後戻りはできませんでした。

動画や写真といったマルチメディアを楽しむのはもちろん、ゲームもパワフルに動かせるXiaomi Pad 5。Androidタブレットを購入する上で迷ったら第一選択肢に挙げておくのがベストです。



軽量さと、パワフルさと安さ。すべてを両立したモデル:Xiaomi Redmi Pad



Xiaomi Pad 5シリーズは、登場時は廉価な製品ではあったものの円安の進行もあり、一気に値上げ。ハイエンドタブレットで5万円台というのは十分魅力的な価格であることは間違いありませんが、とはいえ単品の製品に5万円を投じるのは勇気がいるもの。そんな方におすすめしたいのが同じくXiaomiが発売した廉価版タブレット、Xiaomi Redmi Pad。

Xiaomi Redmi Padは3/4/6GB RAMに64GB/128GBストレージ、そして90Hz駆動の2000×1200ディスプレイを採用したタブレット。SoCにはMediaTek Helio G99を採用したことで廉価でありながら、マルチメディアの再生やWEBブラウジング、SNS利用時に十分サクサク動く性能を実現したモデル。


重量は445gと軽量で、厚みも7mm程度と薄くどこにでも持ち運べるRedmi Padは、Amazonプライム・ビデオなどでのHD画質再生で必須のWideVine L1で、フルHD画質での動画再生にも対応。いつでも、どこでも最高画質でマルチメディアを楽しむことが可能です。

ストレージ自体は下位モデルでは64GBと少なめではあるものの、microSDの利用も可能で拡張も問題なし。Dolby Atmos対応のクアッドスピーカーで動画再生時の再生音も十分な品質を確保し、スキのない製品に仕上がっていました。価格は3万円台から、私も毎日手放せないタブレットになっています。



低価格ながらハイパフォーマンス:OPPO Pad Air



OPPOが発売したOPPO Pad Airも候補に入れるべき。10.3インチ・2,000×1,200の2Kディスプレイに4GB RAM・64GBストレージ、そしてQualcomm Snapdragon 680を搭載したミドルレンジモデル。性能面では先程紹介したXiaomi Pad 5シリーズに比べて劣るものの、OPPO Pad Airは39,800円という値段の安さが魅力のモデル。

実際に利用して見ましたが、たしかにベンチマークのスコアは低め。とはいえ私のようにゲームをせずにタブレットではAmazonプライム・ビデオ等のストリーミングサービスでマルチメディアを楽しんだり、InstagramなどのSNSを見る程度。特に高性能な動作を求めておらずOPPO Pad Airでただ動画を楽しむ程度であればきれいなディスプレイと薄型軽量な筐体で使い勝手も良い製品でした。


他のタブレットと同じくOPPO Pad AirもWideVineレベルはL1。Amazonプライム・ビデオでもHD画質での再生ができ、10.3インチの2Kディスプレイをフルに活かして動画を楽しむことが可能です。OPPO Pad AirとXiaomi Redmi Padはほぼ同性能のタブレット。個人的には90Hz駆動のRedmi Padがオススメではありますが、デザインなども踏まえて好みのモデルを選んでいただければ。



大画面とSnapdragon 870の高性能を両立:Lenovo Yoga Tab 13



持ち運び性能よりも、まずは大画面。ノートPC並みの画面サイズで、家で快適なゴロゴロタブレットを楽しみたい、というニーズは誰にでもあるはず。そんな大画面タブレットの夢に応えるのがLenovo Yoga Tab 13。13インチというノートPC顔負けのディスプレイサイズに、Qualcomm Snapdragon 870、そして8GB RAMに256GBストレージというハイエンドスマートフォン顔負けの性能を実現した製品です。

Lenovo Yoga Tab 13は約7万円というタブレットの中ではかなり高価なモデル。昨年発売のSnapdraogn 888搭載のXiaomi 11T Proが5万円台になっているような状況では値段の高さが目立ちます。


国内で販売されている日本版モデルはWidevineレベルもL1を確保。Amazonプライム・ビデオなどで大画面、かつ、高画質で動画コンテンツを楽しめます。また、他のタブレットよりも大型のクアッドスピーカーを採用することでより解像度と低音の表現力を高めているのも特徴でした。

     

高くて大きい分、Lenovo Yoga Tab 13は機能性の高さを確保。一つは背面に自立できるスタンドを用意していること。外付けのケースを用意することなく背面スタンドで自立させることができるため、スタンドケース等よりも自由な形でタブレットの角度を変更することができます。

また、microHDMI端子経由での映像入力にも対応し、13インチの外部ディスプレイとしても利用できるのも特徴。普段は高性能なAndroidタブレットとして利用し、いざ必要な際にはPCのサブディスプレイとして簡単にデュアルディスプレイ環境を構築できます。



ストリーミングは不要。Youtubeメインで高画質再生を楽しむ:ALLDOCUBE iPlay 40


写真はALLDOCUBE iPlay 40

最後にご紹介するのはALLDOCUBE iPlay 40 Pro。中華メーカーの製品が多くある中であえてALLDOCUBEを取り上げるのは、その製品の信頼性の高さと、機能性の高さから。これまでALLDOCUBE製のタブレット自体は数多くレビューしてきましたが、名機と呼べる製品が多かったのがALLDOCUBEでした。Intel Core m3搭載のALLDOCUBE Mix Plusや、Snapdragon 660採用のALLDOCUBE X Neo、そして本機ALLDOCUBE iPlay 40です。

ALLDOCUBE iPlay 40 Proは、SoCにUNISOC T618を採用したミドルエンドタブレット。性能自体はよくある廉価な中華タブレットのそれと代わりありませんが、特徴的なのは8GB RAMと大容量のRAMを確保したこと、そして4G回線の利用に対応したこと。私のように常にWiMAXを持ち歩く者はさておき、通常は手元の端末だけでモバイルデータ通信を楽しむことを考慮すれば、テザリング不要でタブレットで完結させられるのは革命的と言っても過言ではありません。


ディスプレイ部は2000×1200の10.4インチIPSを採用。WidevineはL3のため、Amazonプライム・ビデオなどでの高画質動画再生には非対応ではありますが、Youtubeに限って利用するという場合や、最大2TBまでの容量拡張に対応したmicroSDスロットを利用しローカル上のデータをダウンロードしておくことも可能。可能性の広がる製品です。



生活にあったタブレットを選びたい。ちょっと高くても買っておきたいタブレット


Xiaomi Redmi Pad

本記事では数は絞ってしまったものの、生活の中で活躍できるタブレットを厳選してご紹介しました。価格の幅は7万円超のものから、2万円ほどの製品まで幅広いものの、どれを選んでも大画面でマルチメディアやWEBブラウジングを楽しむことができる製品。最後に紹介したALLDOCUBE iPlay 40以外はAmazonプライム・ビデオなどのストリーミングサービスを高画質で楽しむ事も可能。ぜひ、本記事を参考に日々の栄勝の役に立つタブレットを選んでいただければと思います。


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