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【Amazfit T-Rex 2】ルートナビゲーション機能をスマートウォッチでも実現。GPX形式でヤマレコからもマップを利用できるアップデートがAmazfit T-Rex 2に登場


先日8月11日は山の日。近日自宅周辺でも登山道具をカバンに詰め込み、さらにヘルメットも持つ本気の登山に向かう人を見かける事が増えました。新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないといえど、登山であれば屋外かつ、人との距離も保てて安心というのもあるかも。さて、そんな登山の際には移動距離や移動ルート、加えてその時の体の状態を記録したり、向かうべきルートを手軽に確認しながら進みたいもの。

以前ご紹介したタフネスなスマートウォッチ、Amazfit T-Rex 2に登山やサイクリング等に便利なナビゲーション機能が搭載されたのでご紹介。-30℃の環境でも、70℃の高温下でも雨水の中でも問題なく動作できる超タフネスモデルでありながら、AMOLEDのカラーディスプレイ、心拍数/血中酸素飽和度測定機能を備え、さらにルートナビゲーション機能を搭載したことでアウトドア時の最強のモデルになったといっても過言ではありません。




ルートナビゲーション機能と、GPX形式での入出力にも対応


8月初旬のアップデートでの追加機能は主に以下の通り

1.予めAmazfit T-Rex 2に登録したルートを画面上に表示し、逸脱時には警告を発する機能
2.移動ルートを本体に保存し、帰り道を①と同じようにナビゲーションする機能
3.ZeppアプリでルートをGPX形式で出力したり、外部サイト・アプリで作成/記録したGPX・TCX・KML形式のルートをZeppアプリ経由でAmazfit T-Rex 2に取り込む機能

これによって、登山やサイクリングの際などでスマートフォンでいちいちマップを確認することなくとも大まかな現在地と、ルート通りに移動できているかを確認することが可能になります。Google Mapを表示させる必要はないにせよ、大体の位置関係を掴みたいという場合にはかなり便利になるはず。

また、ルートの入出力ができるようになったことで、予めヤマレコ等で登山ルートを作成し、それに沿って移動できているかどうかを確認することも可能。他社製のスマートウォッチでは、それこそ上位モデルでしか対応していないような機能を安価に実現することが可能です。

正確なGPSとマッピングで確実にルート通りの経路を実現


     

Amazfitシリーズを利用する際に使うアプリであるZeppアプリ。最新版にアップデートするとアウトドアの記録に「追跡を保存」という共有方法が追加。また、トラックのエクスポート機能も備え、GPX形式での出力もそのまま可能です。

    

追跡を保存したデータは、Zeppアプリの【プロフィール】→【その他】→【マイルート】に保存。これまで保存を選択した記録が表示され、ルートを開けば移動の詳細も確認可能。主に登山を意識した機能なのか、高度と地点をビジュアライズして表示可能。また、指定の地点にピンを立てることができ、サイクリングであれば休憩地点、登山であれば例えば避難小屋をピン立てすることができます。

     

そしてルートにピンなどを立てた状態で【デバイスに送信】を選択すれば、Amazfit T-Rex 2にこのルートを送り保存することが可能です。例えばよく使うようなルートは、こうしてルートとして登録してあげることで自身が通ったルートをもとにしたナビゲーションを使う事が可能になります。



そして今回のAmazfit T-Rex 2のアップデートの真骨頂がGPX形式のデータ取り込み。登山に行くような場合に、予めヤマレコなどで計画を作成、それをGPX形式でダウンロードしたものをAmazfit T-Rex 2に取り込む事ができるようになりました。これまではスマートフォンで行っていた山でのナビゲーションを、タフネスなスマートウォッチでできることでかなり利便性が向上するはず。

     

ヤマレコから書き出した群馬県は万座、毛無峠から破風岳山頂の登山ルートをZeppアプリ取り込んだ様子がこちら。標高とそれに応じた位置を確認でき、どんなルートなのかを一目で確認できます。そして、マイルートに登録することでZeppアプリに保存、T-Rex 2に対しての送信も可能となるわけです。

ルート通りかどうか。ルート逸脱時の警告機能も搭載



登録したルートを利用する際は、スポーツの測定待機画面から選択。サイクリングの場合でも、登山の場合でも操作は基本的に同じです。

     

     

測定開始待機中の画面の下部に【ナビゲーション】のメニューが登場。ナビゲーションメニュー内の【マイルート】、【ルートの使用】から詳細設定に移行できます。

     

設定では画面上の向きをどうするのか(北を上部に固定するモード、前方を上にするモード)、そしてナビゲーションをそのナビ通りにするのか、反対向きに戻るコースにするのかを選択可能。戻るコースを選択すれば、例えば登山の際にAmazfit T-Rex 2で行きのコースを保存し、それを戻るコース、という風に利用することもできます。

     

今回は3kmほどのサイクリングの帰り道で利用。わけあって初めての場所で同じルートで戻るという機会があり、このナビゲーション機能が約立つ場面が来たというわけです。ナビゲーションをONにした状態で測定を開始すると、スクロール下画面に上のような線だけのマップが表示されます。

今回は北を上に固定するモードで利用しているため、進行方向に対してちぐはぐな状態になっていますが、矢印で実際の進行方向も確認可能。徐々に目的地に向かっている様子を線で確認することができます。


進路からの逸脱警告機能も備えており、20m/50mの指定した距離で、ルートから離れた際に警告を表示。表示後も逸脱している距離と、正しいコースとの対比を表示し続けてくれるため、もと来た場所に引き返すことも簡単に可能。サイクリングでも道がわからないような際には便利ですし、それこそ道を誤ると命取りにもなる登山の際にはかなり強い味方になれそうです。

パワーアップするAmazfit T-Rex 2でアウトドアをもっと快適に


Amazfit Challengeイベントレポートより

今回のアップデートでついにAmazfit T-Rex 2でナビゲーション機能が有効に。これにより、登山やサイクリングなどの際に予め準備したルートに対してどう進んでいるかをリアルタイムで把握し、ルートからずれた際には確実に戻ってこれるという力強い味方になれるようになりました。

その他、Amazfit T-Rex 2を始めとするAmazfitシリーズでは、いつの間にかサードパーティアプリによるGoogle Mapのナビゲーション受信機能や、メモ帳機能なども利用可能に。継続的にアップデートを繰り返すことで、より便利に進化していくAmazfitシリーズ。アウトドアにも、日常をより便利にする上でも、Amazfitシリーズをぜひお試しください。




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