レビュー

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初めてのスマートウォッチにも。3000円台でも心拍数、血中酸素飽和度測定に対応した高性能なスマートウォッチ、RIVERSONG Motive 3Sレビュー


手軽に運動状況や心拍数、血中酸素飽和度を測定できる高機能なスマートウォッチは、健康状況を可視化し統合的に管理するツールとして優秀です。しかし、当ブログでこれまで紹介してきたAmazfit GTR 3 Proシリーズなどは2万円~3万円という高価な価格がネック。今回は1万円どころか3,000円台で購入できるスマートウォッチ、RIVERSONG Motive 3Sをメーカーより提供いただいたのでレビュー。

RIVERSONG Motive 3Sは1.69インチの大画面と心拍数測定機能、血中酸素飽和度測定機能を搭載したスマートウォッチ。スマートフォンと連携することで体の状況のデータやストレスの状況、歩数やカロリー消費量をアプリ上から簡単に確認できることで健康管理に役立てられる製品。また、スマートフォンの通知も表示させることができるため、大切な連絡を見逃さないのも魅力的です。



驚きの高級感あふれるデザイン。見やすい大画面も魅力的


   

   

パッケージと同梱品は写真の通り。RIVERSONG Motive 3S本体の他には専用の充電ケーブルと説明書のみでシンプルな構成です。本体のディスプレイ部には出荷時用の保護フィルムも貼り付けられています。

   

   

RIVERSONG Motive 3Sはスクエア型のディスプレイを採用。ディスプレイサイズは1.69インチとかなり大きく、また、解像度は240*280と精細な仕上がりです。ディスプレイはTFT-LCD液晶を採用しています。

背面には心拍数血中酸素飽和度測定用のセンサーを搭載。また、専用の充電ケーブルを接続する端子部も位置しています。マグネットの磁力は強く、充電中にすぐに外れてしまうということはありませんでした。側面には電源/マルチファンクションキーが位置しており、メニューの表示時に利用します。


文字盤を表示した様子が上の写真。若干ベゼルがある構造ですが、気にならない幅に収まっており大きく文字盤が表示されている様子がわかるかと。TFT-LCDのため有機ELディスプレイに比べると発色に劣るはずですが、それも感じさせないはっきりとした発色が魅力的です。

   

先日レビューしたAmazfitのスマートウォッチ、Amazfit GTR 3 Proと比較。約10倍の価格差があるにも関わらず、質感も、画面の表示も遜色ないレベルに仕上がっているのが魅力的。RIVERSONG Motive 3S側が3,000円台とは決して見えません。

見やすい画面構成と、正確な計測で機能性抜群



RIVERSONG Motive 3Sは、1.69インチ・240×280の高解像度なディスプレイを活かした見やすい画面構成が魅力的。写真からもわかるように発色もよく、一昔前のスマートウォッチにあったような色味が薄いなんてこともありません。

   


アプリメニューは右側のボタンをプッシュすることで表示。心拍数測定や血中酸素飽和度測定、ストレス度合いの確認機能といった健康管理機能に加えて、天気予報やスマートフォン上の音楽再生のコントロール、タイマー等の必要な機能を一通り揃えています。

また、ホーム画面からスクロールしていくことで歩数カウントと消費カロリーも表示することが可能。自身の状況を簡単に確認することが可能です。



心拍数測定と血中酸素飽和度測定は、24時間の自動計測とメニューから呼び出す手動計測の両方に対応。手動計測の場合、計測には20~30秒ほどかかる印象で、Amazfitシリーズに比べると時間が長い印象。ただし、計測結果は概ね他のスマートウォッチと変わらず計測の正確性は確保されている印象です。



アプリの通知は受信時には相手方の名前と時刻、アプリのロゴのみが表示。時計の文字盤画面から通知を呼び出すことで詳細や、通知の削除が可能です。日本語もフォント乱れもなく、はっきりと表示されるため読みやすい表示なのも魅力的でした。




屋外でも意外と視認性がよく、直射日光下では流石に見づらいものの若干日差しが弱まっていれば問題なく視認することが可能です。後述するスポーツモードでは、画面上に経過時間やリアルタイムの心拍数、移動距離などの情報が一通り表示され運動の状況を一目で確認できます。

また、スマートフォンで再生している音楽のリモコンとしても利用可能。現在再生中の曲名を確認するのはもちろん、曲の一時停止/再生、曲送り/戻し、音量の調整も可能。スマートフォンをカバンにしまっていたりして取り出せないようなタイミングでも、操作できるため便利。

スマートフォンアプリVeryFitで計測結果を統合管理


   

   

スマートフォンとの接続・連携にはVeryFitアプリを利用。Android、iPhoneともにGooglePlay/Appstoreからダウンロードし利用することが可能。RIVERSONG Motive 3Sを起動して表示されたQRコードをVeryFitアプリで読み込むことで接続が完了。アプリの指示に従って通知や、電話着信時の挙動、また目標の歩数なども設定し利用開始できます。

VeryFit

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RIVERSONG Motive 3Sで記録した健康状態や活動の記録は、VeryFitアプリに自動で同期され集約。消費カロリー量や運動をした時間もひと目で分かるため、ダイエットの際にもモチベーション維持に便利です。

  

  

詳細なヘルスデータも参照可能。一日や、一週間、ひと月、年単位で運動の状況を収集し、蓄積していけるため、どれだけ運動してきたが一目瞭然です。フィットネスのレベルについて自動で採点されるため、どれだけ運動すればよいかの参考にもなります。

運動以外の測定項目である睡眠や心拍数、血中酸素飽和度、ストレスについても確認が可能。体に異変がある場合には、アプリからすぐに各指標を確認できます。

  

心拍数測定の精度をおおよそ10倍の価格のAmazfit GTR 3 Pro(右)と比較。グラフの形状からもわかるようにおおむね同じ結果に。安静時心拍数に違いがあるものの、傾向は十分掴める印象です。

   

睡眠計測の結果もAmazfit GTR 3 Proと比較。睡眠の質の点数が両機種とも同じで、アルゴリズムはおおむね同じ印象。深い睡眠の時間については、結構な違いがあり、RIVERSONG Motive 3Sのほうがより深い睡眠が長く計測される印象。Amazfit側ではレム睡眠を別に扱っているのに対し、Motive 3Sでは深い睡眠と一緒になっているのが要因かもしれません。




運動中もリアルタイムで心拍数とSpO2を測定。GPS精度は難あり




エクササイズモードは、Motive 3S本体、もしくはVeryFitアプリ上から開始。スマートフォンからスタートさせた場合は、GPSが有効となりランニングやサイクリングの移動距離や、軌跡をアプリ上から確認できるようになります。

   

実際にランニングを行ったときの記録が上のスクリーンショット。心拍数を常時測定することで、どれだけ体に負荷がかかったかを正確に測定。どれだけカロリーを消費したかも確認できる仕組み。

また、ペースや一分間あたりの平均歩数も測定し、運動の状況を振り返りやすくなっているのがポイント。これだけみると、かなり詳細に分析できているように感じます。


ただ、全く同じ運動の計測記録をAmazfit GTR 3 Proで確認すると、心拍数が一部異なる(最大心拍数周辺がMotive 3Sでは計測できてない)のと、距離がまったく異なることに気がつくはず。というよりも、Motive 3S側では1kmを3秒で走っているという記録が残っていたりとGPSを利用した測定が苦手な印象。Motive 3Sの仕様を見ている感じGPSは非搭載でスマートフォンのGPSを利用しているはずなのですが、精度は不安が残りました。

数多くの種類の文字盤デザインを楽しめるのも魅力的


   

   

VeryFitアプリのダイヤルマーケットを利用すれば、文字盤のデザインをインターネット上からダウンロードして好みのデザインに変更することも可能。どこかのスマートウォッチで見たことのあるようなデザインや、デジタル感を出したものまで様々なデザインを楽しめます。

また、好きな写真を文字盤に表示させることも可能。個人的には写真を腕時計ですぐに見れるようにする趣味はないのですが、スマートフォンのホーム画面に写真を載せたいのと同じ理由で、できると嬉しいかも。

お手軽価格で豊富な機能を体験。最初のスマートウォッチにおすすめ


今回レビューしたRIVERSONG Motive 3S。わずか3,000円台で購入できる破格の安さでありながら、高機能なスマートウォッチでないと搭載していない心拍数測定機能や、血中酸素飽和度測定機能を24時間利用できる高機能な製品でした。

高価格帯の製品にも見劣りしないデザインで手元を彩ってくれる高性能なスマートウォッチ。安く体感できるからこそ、ぜひ購入して試してみて欲しい製品です。




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