Adobe Lightloomでの写真編集にも、Premiereでの動画編集にも、最強の左手コントローラーのTourBox Eliteが登場

写真編集や動画編集を行う上では、パラメーターの調整、前後左右の移動、メニューの瞬時な移動など、作業をする上でマウスやキーボードを駆使して調整する項目が多々あります。ただ、マウスとキーボードだけでは操作したい項目を自由に、効率よく操作するのは結構難しいのが本音。そんな時こそ、専用のデバイスを使うことで作業効率を上げることが、より良い作品を作るのには重要です。

今回は左手専用コントローラーであるTourBox Eliteをご紹介。当ブログでも以前レビューをしたTourBoxがBluetoothに対応し、より使い勝手を向上させて帰ってきました。なお、現在CAMPFIREにて出資受付中です。

CAMPFIRE

レビュー：Adobe Lightroomで写真編集がサクサク進む！大型ノブを利用した微調整やマクロ機能が魅力的な左手コントローラーTourBox Eliteレビュー

【TourBox】Lightroomでの写真編集を一気に効率化！左手でAdobe LightroomもPhotoshopも自在に調整。最高の左手コントローラー、TourBoxレビュー

TourBox NEO

posted with カエレバ

楽天市場

Amazon

Yahooショッピング

Adobe製品はもちろん、多種多様なソフトで活躍する機能性

TourBox Eliteの利用できるソフトウェアは非常に多く、クリエイターにとって当たり前のように利用するAdobe Photoshop、After Effects、Premiere Pro、Lightroom ClassicといったAdobe製品一式はもちろん、CLIP STUDIOやSAIといったペイントソフト、Final CutやCINEMA 4Dといった映像編集ソフト、そしてなぜかWordやExcelの操作も可能。ありとあらゆるソフトウェアの操作に対応することで、唯一無二の利便性を実現しています。

各ソフトウェアに対してTourBox Eliteのボタンやノブの動作が最適化されており、例えばペイントソフトであれば各ブラシのサイズや硬さをノブを利用することで自在に調整することが可能。キャンパスの切り替えやツールの切り替えに関しても、TourBox Elite上ですぐに行えることから効率を落とさずに作業に集中できます。

私のように未だにAdobe LightroomのClassicを使い続けてしまい、写真編集時に色ごとのバランスまで調整したくなってしまうような人間にも最適なのがTourBox Elite。複数の項目を自在に調整していきたい、かつ、写真毎に異なる設定にしたい、という場合には無限スクロールの可能なノブが便利。マウス操作なしで必要な項目を必要なだけ調整していけます。

動画編集時にも活躍すること間違いなし。トリミング時の範囲の拡大・縮小、時間軸の調整、カラーグレーディングもすべてノブで完結。各ボタンに必要な機能を割り当てていけるため、よく調整する項目を設定しておいてサクサク編集していけます。

ここまでの内容は、基本的にこれまでのTourBoxシリーズと共通。ボタンの配置なども無印TourBox、TourBox Neoから変更なかったため目新しさを感じませんでした。ただ、TourBox Eliteは「Elite」の名前にふさわしい進化を遂げています。

まずはBluetoothに対応したこと。これは従前も触れましたが、とはいえケーブルレスで利用できる左手コントローラーは少なく革命的。PCでの作業でも利便性が大きく向上すること間違いなしです。また、各ボタンのキーの打鍵感を上げたことも魅力的。マクロも好みに応じて設定することができるため、定形作業を登録しておけばボタン一つで操作を完了できます。

ノブやフェーダーの反応速度についても変更可能なのが特徴的。複数モードを用意しており、思い通りのスピードで調整したい項目を変更可能。写真編集時であれば、露出や色温度など大きく動かしたいときと、細かく調整したい時の両方でメリハリをつけて調整できます。

ここまででご紹介したTourBox Eliteは現在クラウドファンディングサイトのCAMPFIREにて受付中。まだ公開してから２週間弱でありながらすでに2,000人以上が出資し、4000万円以上の資金を集めている一大プロジェクトとなっています。私あーるは生粋のクラウドファンディング嫌いですが、TourBox Eliteのように実績もあり、かつ、実際に自社で革新的なデバイスを作るという話なら別。

当ブログでも試作品が届き次第使用感をレポート予定。ぜひ、注目の左手コントローラー、TourBox Eliteを使って制作活動を一気に効率化してみてください。なお、有線にはなるものの前モデルのTourBox NEOは19,600円で購入可能。有線でも構わない、という場合は既発のNEOを安く購入するのも手かもしれません。