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【十和田プリンスホテル】紅葉の季節こそ訪ねたい東北の十和田湖。奥入瀬渓流も、地元の幸も楽しめる湖畔のリゾート、十和田プリンスホテル宿泊記


日によっては暑い日もあるものの夜風の涼しさに驚かされることの多い季節。少しずつ秋が近づいてきたことを感じるようになってきました。もう少しすれば街路樹が紅く染まる紅葉の季節。そんな紅葉の季節は人の少ない自然豊かなリゾート地で紅葉を楽しみたいところ。

今回はそんな紅葉の季節こそ訪れたい青森県の景勝地、十和田湖の湖畔に建つリゾートホテル、十和田プリンスホテルに宿泊してきたので宿泊記を。訪ねたのは夏でしたが、春夏秋冬どの季節でも地元の幸に舌鼓を打ち、温泉に浸かり、のんびり過ごせる素敵なホテルでした。



※実際に旅行の予定を立てる際は新型コロナウイルスの感染状況に十分留意して、適切なタイミングに適切な感染対策を行った上で訪問するようにしてください。



全66室のスモールリゾート。木のぬくもりを感じる建物が魅力 




公式サイトより

十和田プリンスホテルは、十和田湖の秋田県側である西側湖畔に建つリゾートホテル。1977年に建築家・佐藤秀三氏によって設計されたホテルで、地上2階建ての小さな建物が特徴。十和田湖がホテルの庭と面しており、レイクサイドルームやレストランから十和田湖を眺めることができる立地が魅力のホテル。

客室数は66室万座プリンスホテル(232室)大磯プリンスホテル(305室)などと比べるとかなり少なめ。2階建てという小さな構造もあって、宿泊客数も少なく静かに過ごすには最高のホテル。まさに、大人の隠れ家といっても過言ではないはず。


ロビーは木をふんだんに使ったぬくもりのあるデザインが魅力的。現在ロビーラウンジの営業はしていませんが、宿泊者は朝晩は設置されているコーヒーマシンや茶葉を使ってコーヒーやお茶を楽しむことも可能。新聞や雑誌、また、将棋盤なども設置されているため庭を散策したあとにここで一息つくというのも良い感じ。



今回宿泊したのは十和田湖とは反対側の、マウンテンサイドツインルーム。宿泊予約上、1階と2階は区別がなく、今回は2階がアサイン。21㎡の部屋にはシモンズ製のベッドとテーブル、ソファが2つ配置されベッドでのんびり過ごすにも、ソファーに腰掛けながらコーヒーを楽しむのにも良い感じ。



各部屋にはコーヒー豆とコーヒーミル、細口の注ぎ口の電気ケトル、コーヒーサーバーが設置。チェックイン後に部屋で一息をつくというときにも、もしくは連泊時に部屋で一杯というのも良さそう。コーヒーを楽しみたい人にとって、旅行の際は豆からのコーヒーを自分好みで楽しむのは一苦労ということがありますが、これなら楽しめるわけ。

公式サイトより

部屋でくつろいだ後には天然温泉の十和田湖西湖畔温泉を堪能するのも良し。屋根付きの露天風呂が男女それぞれに用意され、芝生の庭と十和田湖を望める贅沢な温泉。泉質自体はそこまで温泉らしいわけではありませんが、広々とした露天風呂に浸かれば道中の疲れも消し飛ぶはず。

地元十和田の幸をふんだんに使ったディナーと朝食を楽しむ



今回は十和田プリンスホテルに2連泊し、2日とも夕飯はメインダイニングルームで「プリンスディナー」をチョイス。十和田プリンスホテルのダイニングではディナーはコースのみで、最低価格がこのプリンスディナー。ビュッフェやアラカルトなしのダイニングルームだからこそ、静かに湖畔の景色を楽しみながら料理に舌鼓を打つことができました。




連泊の場合は1日目と2日目で異なるメニューが提供。正直なところ、2日とも同じメニューが来ることを覚悟していたため、かなり嬉しい配慮。何連泊までメニューを変えていけるのかは分かりませんが、長期滞在でも食事を楽しめること間違いなしです。

料理はどれも非常に美味。フレンチコースでありながら、十和田湖で捕れたヒメマスを使ったメニューなども提供。十和田周辺のホテルだと、奥入瀬渓流沿いの星野リゾート、奥入瀬渓流ホテルがありますがセントラルキッチン方式ではこんなことはできないはず。


現在は朝食はセットメニューを提供。和洋折中の朝食セットも2日間で異なるメニュー構成に。異なる朝食を楽しめるというのは非常に楽しいもので、まさに「満たされた」朝を迎えることができます。



レストランの目の前、そしてホテルの庭先には静かな十和田湖畔が広がります。このまま十和田湖の水辺まで出ることができ、椅子を置いてぼーっとすることも可能。なお、晴れた日には予約制で朝食をこの庭にテーブルを出して食べることも可能です。

十和田湖も奥入瀬渓流も車で30分以内。十和田観光の拠点に最適




北東北観光では、十和田湖よりも最近は奥入瀬渓流がメジャー。そんな奥入瀬渓流も車をホテルから30分ほど走らせればすぐに到着。早朝にホテルを発って奥入瀬渓流を楽しんでから朝食にしても、連泊で中日に訪ねてそのまま他の観光地を巡っても良い感じ。

高村光太郎作・乙女の像

十和田神社

十和田湖畔に目を向ければ、高村光太郎氏の傑作である乙女の像も見逃せません。また、そこから森に進んでいけば十和田神社にもすぐにアクセス可能。本殿は流造の様式をたたえ、細部までこだわりの見て取れる彫刻など、荘厳さを感じる佇まいと森の豊かさが魅力的です。


奥入瀬渓流からもう少し車を走らせれば、十和田市現代美術館に行くのも良いかも。展示の内容は正直言って微妙ですが、せっかく十和田に来たのなら訪ねても良いかも。

春夏秋冬で楽しめる大人のリゾート、十和田プリンスホテルで休日を




今回訪ねた十和田プリンスホテル。十和田湖畔に位置し湖を眺めながら地元の幸に舌鼓をうち、温泉も、奥入瀬渓流も楽しめる正統派のリゾートホテルでした。客室数はわずか66室と少なく、都会の喧騒も、他の宿泊客の騒々しさからも離れてゆったり過ごせる、まさに大人の隠れ家と言える場所。これからの紅葉の季節は十和田湖周辺の豊かな紅葉も楽しめる十和田プリンスホテル、ぜひ訪ねてみてください。

※実際に旅行の予定を立てる際は新型コロナウイルスの感染状況に十分留意して、適切なタイミングに適切な感染対策を行った上で訪問するようにしてください。


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