レビュー

[レビュー][threecolumns]

【乳頭温泉郷・黒湯温泉】標高830m・秋田県の奥地に佇む硫黄泉が魅力の乳頭温泉郷・黒湯温泉レポート


最高気温が35℃を超える猛暑日も当たり前のようにやってくる日本。家でクーラーをつけてゴロゴロというのも一つの過ごし方ですし、暑くても乗馬をするというのも一つ、そしていっそのこと涼しい場所に避暑しに行くというのも過ごし方としては良いですよね。今回は秋田県の山奥にある標高830mの温泉街、乳頭温泉郷の黒湯温泉に泊まってきたのでレポート。

黒湯温泉は秋田県は乳頭温泉郷の最奥部に位置する温泉。名前は「黒湯」ですが実際の温泉は乳白色の硫黄泉で、黒湯温泉旅館では2つの異なる源泉から温泉を引いているとのこと。涼しい場所で温かい温泉に浸かる贅沢は、避暑地ならでは。田沢湖からも車で30分、盛岡からでも2時間ほどでアクセスできる乳頭温泉・黒湯温泉、ぜひ訪ねてみてください。


【十和田プリンスホテル】紅葉の季節こそ訪ねたい東北の十和田湖。奥入瀬渓流も、地元の幸も楽しめる湖畔のリゾート、十和田プリンスホテル宿泊記

※実際に旅行の予定を立てる際は新型コロナウイルスの感染状況に十分留意して、適切なタイミングに適切な感染対策を行った上で訪問するようにしてください。


先達川と源泉を一望できる部屋でのんびり過ごす




今回宿泊したのは「客室B」の和室10畳の部屋。予約は8畳・トイレなしの部屋でしたが、好意でアップグレードしていただきました。旅館の本館の2階に位置する部屋で、部屋を出てすぐのところに食事処、階段を降りてすぐの場所に内湯がある便利な部屋です。

コロナウイルスの対策からチェックイン時に予め布団は敷いてある状態で用意。入室時から敷いてあると若干部屋は狭く感じるものの直ぐに布団にダイブできるという利点も。明確な広縁は用意されていないものの、縁側のような場所は用意され、旅館でおなじみの椅子とテーブルも用意されています。




部屋からの眺めも抜群。眼下には先達川の流れと乳白色の源泉が見渡せます。チェックインしたら、とりあえずお茶とお菓子を食べながら椅子に座って外の景色を眺めてのんびりというのも良いかと。

なお、この黒湯温泉は江戸時代からの歴史があるという温泉。古くから湯治場として栄えており、湯治客には嬉しい自炊部もあるのも特徴。乳頭温泉郷の中でも随一の源泉の量で、動画のように源泉がどんどん湧き出て、湯気がモクモクと上がっているのが分かります。

乳白色の硫黄泉が堪らない。打たせ湯も堪能できる露天風呂


乳頭温泉郷公式サイトより

撮影禁止のため写真は乳頭温泉郷の公式サイトから拝借。上の写真は混浴露天風呂で、木を組み合わせて作った何の囲いもないお風呂が特徴。乳白色の温泉に浸かりながら風を感じてぼーっとするのには最高の場所でした。同じ建物内に打たせ湯もあり湯に打たれながら無心になることも可能。打たせ湯は2つあるため、2人で一緒に打たれることも可能です。

この他にも露天風呂が1箇所、建物内にも内湯が1箇所あり、混浴露天風呂とは異なる源泉を利用。若干混浴露天風呂の方が硫黄が濃い、かつ、熱めという印象でしたが、そこまで大きな違いは感じませんでした。男女別露天も足をガッツリ伸ばせる広さがあり、外気にあたって休憩しながらのんびり浸かれます。

なお、洗い場は各風呂に1箇所ずつは最低設置されていました。ただ、シャワーについてはごく一部に限られ、現実的には就寝前に内湯を使い髪を洗うような流れになるかと。また、男女ともにリンスインシャンプーが設置されているため、リンスを使いたい場合は別途持参が必要です。


温泉の硫黄分の高さがよく分かるのが売店で購入できる温泉卵の黒さ。真っ黒な殻を割ると黄色のかかった卵が出てきて、これがまた美味でした。湧き水でキンキンに冷やしてあるサイダーやお酒と一緒に温泉卵を味わっていただきたいところ。

同じ硫黄泉で関東からアクセスしやすい万座温泉と比べてみると、万座プリンスホテル側の源泉より黒湯温泉の方がちょっと濃いくらいの印象。硫黄泉に興味を持った方は、ぜひ、万座温泉も訪ねてみてください。

山と河の幸をふんだんに使った夕朝食も見逃せない





夕飯は写真のように山と河の幸をふんだんに使った大満足の仕上がり。岩魚の塩焼きも食べ始めたら手が止まりませんし、そばも大変美味。地酒と一緒に食べればお腹も膨れて、良い感じに酔も回ってきます。食事を終えて一休みしたら、もうひとっ風呂浴びて床につけば早寝もできてとってもゆっくりできます。


朝食も写真のように盛りだくさん。夕食・朝食で出てくるお米は、秋田県でこだわって生産している農家ので、とても美味。ただ、後から調べるとどこの農家さんのかはわからず仕舞いでした。分かる方はコメントにて教えていただければ。

田沢湖や盛岡も好アクセス。避暑地の温泉を巡ってみては


田沢湖駅

盛岡三大麺の一つ:盛岡冷麺(ぴょんぴょん舎本店にて)

盛岡三大麺の一つ:じゃじゃ麺(白龍盛岡駅店にて)

今回訪ねた秋田県は乳頭温泉郷の黒湯温泉旅館。秋田新幹線の田沢湖駅からは1時間以内、盛岡からも車で2時間ほどでアクセスできる距離で、朝東京を新幹線で出発すれば盛岡からレンタカーでお昼を食べたり寄り道しながら巡っていくというのも楽しいはず。

また、乳頭温泉郷から北上していけば北投石が有名な玉川温泉や、東北の避暑地として有名な十和田湖もアクセス可能。ぜひ、黒湯温泉を始め東北の温泉や避暑地を巡ってみてください。



【十和田プリンスホテル】紅葉の季節こそ訪ねたい東北の十和田湖。奥入瀬渓流も、地元の幸も楽しめる湖畔のリゾート、十和田プリンスホテル宿泊記


コメントを残す
  • Blogger Comment using Blogger
  • Facebook Comment using Facebook
  • Disqus Comment using Disqus

0 件のコメント :


中華スマートフォン

[中華スマホ][bleft]

DAP

[DAP][bleft]

中華パッド

[中華パッド][bleft]

オーディオ

[オーディオ][threecolumns]

旅行記

[旅日記][grids]

ガジェット

[ガジェット][threecolumns]