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【Audioengine A2+】もっと臨場感あるサウンドを音楽でも、映画でも。手軽に机上に設置できてBluetoothも対応のスピーカーAudioengine A2+ Wirelessレビュー


どんなにアウトドア派な人でも、平日は仕事があり、休日も常に出かけているわけではなく家でダラダラと過ごす時間はそれなりにあるはず。常に楽天トラベルとにらめっこしていると言っても過言ではない私も、この新型コロナ禍だと家で過ごすという時間も増えてきました。

自宅快適化のための取り組みとして、ロボット掃除機を利用した掃除の自動化や、人工知能を駆使したエアコン用のスマートリモコン、そしてどんな繊細な音も奏でるヘッドフォン、STAX SR-L500MK2などをご紹介してきました。ただ、ゴロゴロする時には意外とヘッドフォンは邪魔。今回はもっと良い音を手軽に楽しめるスピーカー、Audioengine A2+を購入しました。

Audioengine A2+はアメリカAudioengine社が放つ小型スピーカー。パワーアンプ内蔵のアクティブスピーカーで、Bluetooth・USB DAC機能も搭載するためアナログ・デジタルの音声をアンプやDACを別途用意することなく楽しめる製品。BluetoothはQualcommのコーデック、apt-Xにも対応しており低レンテンシーでスマートフォンやタブレットから音楽や動画の音声を再生できる代物。現在約3万円で購入可能です。


デスクに映える美しい磨き上げられたウッドキャビネット




今回はAudioengine A2+本体の他に専用の机上スピーカースタンドも購入。パッケージは外箱と内箱が別途用意されており、パッケージを保管し引越し時に使う-という場合でもきれいな状態で箱を保管できます。


購入したのはレッド。この他にホワイトとブラックが用意されています。赤色が美しいウッドキャビネットは手作業で磨き上げられておりガジェットとしても美しい仕上がりに。業務用のスピーカーはデザインをそこまでこだわらないため、あくまでもオーディオ用のこの仕上がりは嬉しいところ。


背面にはアナログ2系統(RCA・3.5mmステレオミニ)の入力端子と、サブウーファー用のRCA出力、スピーカーケーブル端子、電源接続用のミニXLR端子が配置。電源兼ボリュームノブも背面右上に位置しています。個人的には電源は前面にあったほうが操作しやすく嬉しいのですが、デスク設置が前提ですぐに触れるため気になるほどでは有りません。



ウーファーは2.75インチのケブラー製のものを、ツイーターは3/4インチのシルクドーム・ツイーターを採用。ツイーターはAudioengine社のフラグシップモデルA5+と同じものが使われているとのこと。どちらも汎用品ではなくAudioengine社の独自設計品です。また、スピーカーの下部には低域を向上させるバスレフポートも搭載しています。

スピーカー本体のサイズ感は上のような感じ。サイズは15cm(H) x 10cm(W) x 13cm(D)で、専用スタンドに載せた感じでスタンドに置いた状態のスマートフォン+αくらいの高さ。この大きさならちょっと机上を整理すればデスクに難なく設置することが可能です。


机上が汚く申し訳ないのですが、設置してみた感じが上の状態。デュアルディスプレイを設置している机上でも問題なく設置でき、リスニングポジションに合わせて向きを変えるのも十分可能です。

Bluetoothからワイヤレスでも、PCからハイレゾでも、アナログでも簡単に再生



Jriver Media Center 28より

Audioengine A2+ WirelessはPCからのUSB経由、スマートフォンやタブレットからのBluetooth経由、そしてアナログ(RCA or 3.5mm)の3系統からの音声入力に対応。USB経由では、16bit/48Khzでの入力に対応。WASAPIでの伝送に対応するため、比較的高音質での伝送が可能。

私の環境では、TEAC UD-301→STAX SR-L500 MK2の環境を構築していたオーディオPCに追加で接続。Jriver Media Centerの"ゾーン機能"を利用し、Audioengine A2+向けには48Khzでの伝送のみになるよう設定の上接続しています。この、Jriver Media Centerのゾーン機能は非常に優秀で、Android/iOSの"Jremote 2"を利用すればアプリ側でゾーンを切り替えでき、Audioengine A2+で鳴らすか、それともSTAXで再生するかをPCの画面をつけることなく変更できます。

この機能を使うことで、オーディオPCからJriver Media Center経由でAudioengine A2+に高音質な音楽データを流すことができました。これで、PCからの再生環境の構築は完了。






AndroidやiOSのスマートフォン、タブレットから簡単に音楽を伝送する方法はBluetoothがベスト。Audioengine A2+ Wirelessの背面にあるPairボタンを長押しし、ペアリングモードに入り、端末側でペアリングすることで接続設定が完了。apt-Xに対応している製品からはapt-Xを利用した伝送が可能なため、より低遅延で再生することが可能になります。

今回はLenovoから登場している11インチAndroidタブレット・Lenovo Tab P11(Lenovo XiaoXin Pad)を接続。WideVineセキュリティレベルのL1認証を得ているため、AmazonプライムビデオでもHD画質での再生が可能な製品。Audioengine A2+と組み合わせればHD画質の動画をハイエンドスピーカーのサウンドともに楽しむことが可能です。



スピーカーならではの広がりのある音場表現が秀逸




複数の音源で実際にAudioengine 2+の実力を測っていきます。すでに購入してから2週間強利用しており、その実力には惚れ込んでいますが改めて複数音源をピックアップしました。なお、再生音の比較対象としてはこれまでのリファレンスであるTEAC UD301→STAX SR-L500 MK2です。

Mr.Children Brand new planet - アルバム SOUNDTRACKSより


2020年末に発売となったMr.Childrenの20枚目のアルバム、SOUNDTRACKS。全曲海外レコーディングを初めて行ったアルバムで、全曲アナログレコーディング、共同編曲・プロデューサー、レコーディング・エンジニアとしてスティーヴ・フィッツモーリスが参画した作品。従来のMr.Childrenとは音作りも含めて異なる仕上がりになったもの。

まずはSTAX SR-L500 MK2で試聴。コーラスの入りから粒立ちの良いギターサウンド、それをリバーブも含めて完全に再現。ベースラインももらさず、そしてボーカルが前に出すぎず、でもはっきりとした存在感を放つクオリティはさすがSTAXという感じ。

対してAudioengine A2+では全体的な解像感は若干落ちるのは事実。ただし、STAXのSR-L500 MK2では再現できなかった広がりと奥行きのあるサウンドを再現。個人的には倍音の響きの良さもそうですが、ドラムスがここまで心地よく鳴らせるのかと感嘆するしかありません。ただ、STAXでは感じれていたベースラインは若干引っ込んでいる感も否めません。


宇多田ヒカル One Last Kiss


シン・エヴァンゲリオンの主題歌として映画館でも、発売後の音源も聴き込んだという方は読者の方にも多いであろう音源。こちらもヘッドフォンで聴くサウンドに対して没入感と、まるで目の前にあるような音を楽しめたのがAudioengine A2+でした。

STAX SR-L500 MK2と再生していてもっとも違いを感じるのが、ボーカルとコーラスの入り方。STAXの場合、息遣いが感じられるほどにピュアにボーカルを再生し、モニター的なサウンドに近づいている印象。対してAudioengine A2+の場合コーラスとボーカルの表現が秀逸。スピーカーならではの立体感あるサウンドで引き込まれていきました。


映画 - シン・エヴァンゲリオン劇場版



宇多田ヒカルのOne Last Kissの流れで先日Amazonプライムビデオで配信の始まったシン・エヴァンゲリオン劇場版を鑑賞。すでに映画館でIMAXを楽しんでいる作品ですが、自宅のディスプレイで再生できるというのは嬉しいもの。現代の映画は16:9のディスプレイにも収まりきらないほどに横長ですが、我が家にあるLGのウルトラワイドモニターならそのまま再生できます。

さて、話がそれましたがシン・エヴァンゲリオン劇場版については、STAXでもAudioengine A2+のどちらでも素晴らしいサウンドを奏でてくれます。細かなSEまでをすべて楽しむならSTAXの再現性の高さを、映画の中の空気感を楽しみたいなら本製品という使い分けでしょう。映画を家で楽しむ方法としてプロジェクターをこれまでは紹介してきていましたが、モニター+本製品なら臨場感あふれるサウンドを楽しむことが可能でした。




ヘッドフォンだけじゃ物足りない方に買ってほしい



当ブログではこれまでヘッドフォンを中心としたオーディオ環境の構築に力を入れ、屋外ではSONYのWH-1000XM4のようなワイヤレスを、屋内では静電容量式のSTAX SR-L500MK2と紹介してきました。しかし、家に引き篭もることが増え、ずっとヘッドフォンというのも物足りなくなってきたときに購入したAudioengine A2+はこれまでのオーディオ環境を遥かに凌駕した体験を生み出してくれました。

同じようにこれまではヘッドフォン派だったという方にも、また、低価格なサウンドバーを利用していてその音に物足りなさを感じてきたという方にも、家でも映画館で楽しんだ映画の感動を味わいたいという場合にもぜひ買ってほしい製品です。

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