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【Ulefone Note P11】SNS利用時にもWEBブラウジングでも8GB RAMと6.55インチの大画面で快適な動作を実現。わずか139ドルで買えるAndroid 11搭載Ulefone Note P11レビュー


3月26日からは満を持してドコモの格安ブランド、ahamoがスタートし大手3キャリアの格安ブランドがスタート。20GBという大容量の通信回線を誰でも手軽に楽しむことができるようになりました。通信回線は安くなったのにスマートフォン本体があまりにも高価だとその効果は半減。特に電池持ちや画面の大きさ重視でサブスマホを導入する場合は、メインはさておきサブは「使える性能」があれば十分ということも。

今回はそんな安くて使える端末を新たに一つご紹介。MediaTek Helio P60に8GB RAM、128GBストレージ、そして4800万画素の高解像度カメラを搭載したミドルスペックモデル。6.55インチの大型ディスプレイを採用し、バッテリーは4,400mAhと大容量。それでいながら139ドルと購入しやすい価格なのがポイント。

今回はBanggoodから提供を受けてレビューしますが、製品到着後からその使いやすさからサブスマホとして常に私の胸ポケットに収まっています。読者の方でサブスマホにちょうど良い端末を探しているならベストチョイスとも言えそうです。




Ulefone Note 11Pのスペック



液晶: 6.55inch 1600×720
CPU: MediaTek Helio P60
OS: Android 11
RAM + ROM: 8GB RAM + 128GB ストレージ
カメラ: 4800万画素+800万画素+200万画素+200万画素(バックカメラ)、800万画素(フロントカメラ)
指紋認証: 搭載
Bluetooth: 5.0
USB:Type-C
バッテリー:4400mAh
大きさ:166.9mm*77.2mm*9.95mm
ネットワーク:
2G: GSM B2/3/5/8 (1900/1800/850/900)
3G: WCDMA B1/2/4/5/8
4G: LTE-FDD B1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/28A/28B


Ulefone Note P11のデザイン:シンプルで手に馴染みやすい仕上がり。狭縁で画面も見やすい




パッケージと同梱品は上の通り。Ulefoneのようなマイナーメーカーの場合、シリコンケースなどの調達が困難な場合もあるものの、Ulefone Note P11では本体に同梱させてその手間を無くしてくれています。その他は説明書・保証書、USB Type-A to CケーブルにAC-USBアダプター。Note P11本体に画面保護フィルムも貼り付けられており、別途調達の必要はありません。





本体の背面は全体的にカーブしていて、6.55インチの大型サイズでありながら持ちやすい形状を実現。裏面全体はデザインも兼ねて溝があり、見る角度によって若干反射が変わる遊びのあるデザインです。




本体下部にUSB Type-C端子を搭載。右側面に電源キーとボリュームキー、左側面にはSIMスロットを搭載。SIMスロットはnanoSIM×2とmicroSDスロットが独立した形。DSDSにも対応しているため、使い分けも可能です。


背面のカメラはクアッドカメラを長方形のスペースに収めたことでシンプルな形を実現。カメラを中心部にデカデカと配置するメーカーもありますが、個人的にはこの形のほうが好みでした。


ディスプレイサイズは大型の6.55インチ。解像度は1600×720でフルHDではありませんが、十分な解像度かなと感じました。発色は良好で色の癖もない印象でしたが、明るさ最大にしても直射日光下では明度が不足する場面もあるような感じです。



背面の指紋認証センサーの精度はまずまずといったところ。基本的には指を後ろに触れればすぐに解除され、そのスピードも十分なものでした。また、センサーの位置も手に持った際に自然と人差し指が当たる場所で、使いやすかったように感じます。


本体の重量は216gと、手に持っただけで重いなと感じるレベル。バッテリー容量は4,400mAhと比較的多めではあるものの、性能に比べるとどうしても重めなのは仕方ないところ。ただ、ラウンドエッジの筐体のおかげで持ちやすく重いからといって問題になるということはなさそうでした。

無駄を省いた標準のAndroidだからこその安定感。Googleサービスも標準搭載



Ulefone Note P11は現時点で最新のAndroid 11を搭載。Android 11では高度な通知管理機能や電源ボタン長押しでGoogle Homeに接続している家電の操作が可能になったりとプライバシーやコントロール機能が強化されています。


記事執筆段階でのAndroidセキュリティアップデートは2020年12月5日。Google Playシステムアップデートは2021年3月1日。また、カーネルバージョンは2021年2月5日です。





標準搭載のアプリなどは上の通りで、基本的に余計なものはインストールされずGoogle関連サービスと、独自機能の"Student Mode"のみ。初回セットアップ時にはファームウェア更新がなされ、現在搭載しているV01にアップデートされました。


Ulefone Note P11はSoCにMediaTek Helio P60を採用。若干SoCとしては世代が古いものではあるものの、AnTuTuベンチマークでは約18万点を記録。点数で言えば先日レビューしていたLenovo XiaoXin Pad(Snapdragon 662採用)と概ね同じ結果。体感ベースでも、思ったとおりの画面遷移を実現しており、個人的にはブラウジングやSNS、カメラでの写真撮影といった日常的な利用ならメインとして使えるレベルに感じます。

また、Ulefone Note P11は8GB RAMを搭載していることもありGoogle Chromeで一気に複数のタブを開いたとしても、RAM不足に陥ることがないのもグッド。SoCの性能は程々にしながらユーザビリティを向上させています。




Ulefone Note P11のカメラ:鮮やかで食事も美味しく取れる撮影品質を実現



Ulefone Note P11は4,800万画素のメインカメラに800万画素の広角カメラ、200万画素ののマクロカメラと200万画素の深度センサーのクアッドカメラを採用。その4つをコンパクトなスペースに収めて、スッキリとしたデザインも両立していたのが特徴でした。




早速カメラの作例を確認していきます。スマートフォンのカメラで撮影をすることの多い食事の写真から。若干シャープすぎる印象もあるものの、スマートフォンのカメラが苦手とする暖色もしっかり発色し、美味しそうに撮影できている印象でした。深川めしの湯気も捉えられていたのは好感が持てます。




建物内の写真も数枚ご紹介。HDR機能を利用することで外光を取り込み明暗差が大きい場所でも白飛びせずに撮影することができていました。また、2枚目は広角レンズ側で撮影していますが、魚眼らしい歪みを楽しめる仕上がりといった感じです。





その他適当に撮影した写真もご紹介。明暗所の両方にそれなりに強い印象があるものの、夜間の撮影はソフトウェアの作り込みが足りなかったようで、1枚目のように色が消えてただ暗い写真になってしまいました。その他の写真は広角・HDR併用時でも比較的きれいに撮れている印象です。



マクロカメラでの作例も。花びらだけになってしまいましたが、限界までレンズを被写体に近づけると上のように通常のレンズでは撮影できない近さで撮影することが可能。ただ、200万画素と画素数が低いことと、

RAM不足を感じさせずにサクサク使える大画面モデル。持っておいて損はないはず




今回レビューしたUlefone Note P11。6.55インチの大画面にほどよい高性能を実現したMediaTek Helio P60、WEBブラウジングやSNS利用時にもRAM不足を感じさせない余裕のある8GB RAMなど抑えるべきポイントを抑えたことで、139ドルという安価な価格ながら余裕を持って使えるスマートフォンといえる性能を確保した製品でした。

私の手元に到着してからすでに3週間、サブのスマートフォンとして利用していますが、スマホでゲームをしない身からすると、そこそこの性能と大画面のUlefone Note P11は十分メインにもできる実力を持った製品でした。大容量回線を利用して色々と使いたいけども、スマートフォンの本体代金は節約したいという場合にメインでもサブでもおすすめできるモデルでした。




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