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【Dreame D9】わずか3万円でもパワフルな吸引掃除と水拭き掃除を一気に実施!マッピング機能に対応したXIaomiエコシステムのロボット掃除機、Dreame D9レビュー


先日は例年よりも12日も早いタイミングで東京に桜の開花宣言が出され、いよいよ本格的に春の訪れを感じる季節。それにあわせて花粉の飛散量もさらに増加し、花粉症デビュー戦の私も厳しい戦いを強いられています。出先はマスクで耐えるにせよ、自宅での花粉の影響を抑えるのも重要で、帰宅時に上着を叩いたり、部屋を十分加湿するのは当たり前。あとは、床に落ちた花粉を拭き取るのも重要です。

今回は掃除機としての吸引掃除と、水タンクを利用した水拭き掃除の両方を同時に行え、さらにレーザーを用いたマッピング機能にも対応したロボット掃除機、dreame D9をメーカーより提供していただいたのでレビュー。先日レビューしたDEEBOT N7は4.6万円でしたが、本製品は約3万円と購入しやすい価格なのもポイントです。



フローリングにぴったりな純白のデザインが魅力的





DreamはXiaomiの出資をうけるXiaomiエコシステムの製品群を展開するメーカーの一つ。本製品もXiaomiのMi Homeに接続してスマートホームデバイスの一つとして利用することが可能です。パッケージのデザインも、Xiaomiの影響を受けたシンプルなものに仕上がっていました。



本体の付属品は最小限に抑えられており、本体に充電ドッグ、充電ドッグ用のケーブルに水拭き用のモップユニットと説明書のみ。リモコンも付属せず、簡易的な清掃のみであれば本体のボタンから、通常の清掃はMi Home経由でスマートフォンから操作をします。


ダストボックスは本体の上面部分をあけると出てくるタイプ。570mlの大容量を確保して、面倒なゴミ捨ての回数が少なく済むようになっているのもポイントです。同じ場所にブラシに絡まった髪の毛などを切れるカッターもついていて、取り除きづらいゴミの対処も簡単です。



水タンクは270mlの容量を確保。他社製などに比べると若干容量が少なく感じるものの、水タンクとモップは利用しないときには基本的に取り外すことが良しとされており必要に応じて適宜給水できることを考えたら問題はなさそう。270mlでも最大200㎡の水拭きに対応しており、極端に容量が少ないわけでもありません。




本体の厚みや大きさは他のロボット掃除機と比較しても大きく変わらず標準的な大きさ。本体の上部だけでなく側面や下部にサイドブラシまでも白・グレーで統一された色使いはマンションでも増えてきたフローリングでは映えるのもグッド。充電スタンドでの充電時にも目障りな存在では決してないわけです。

Mi Homeで簡単操作。リアルタイムで掃除の進捗を確認可能




Dreame D9はXiaomi Mi Homeを利用することでスマートフォンやスマートホームデバイスからの操作が可能。Xiaomiのスマートホーム製品をすでに利用していれば、わざわざ新たに専用のアプリを用意すること無く直ぐに使うことができます。



セットアップはアプリの指示に従っていくだけで簡単に完了。私の場合、他に利用しているXiaomiのBluetooth体温計等が中国サーバーでのみしか利用できないため、中国サーバーで利用していますが、他のサーバーでもセットアップは問題なく可能です。

ファームウェアのアップデートも配信されており、部屋掃除のロジックなどについても順次改善が加えられているのもポイント。定期的なアップデートの実績があるのは安心材料の一つといえます。






設定画面はすべて日本語化済み。掃除機の動作時間の設定や、音声ガイドの音量・言語の多言語化も問題なし。カーペットを自動認識し、吸引力を上げる"絨毯ブースト"機能などもここから設定します。フィルターやサイドブラシ、メインブラシの交換のタイミングも簡単に確認可能です。

部屋の外側から徐々に内側を掃除して、掃除漏れを防ぐアルゴリズム



Dreame D9はLDS(レーダー)を利用したマッピング機能とSLAMアルゴリズムによる掃除ルートの作成によって、効率的な部屋掃除を実現。また、ダストボックスと水タンクの両方を同時に装着し、水拭きと吸引掃除を一気に行うことができるのも他のロボット掃除機では少なく魅力的です。


私の部屋の場合部屋全体を掃除にかかる時間はだいたい10分ほど。ルートは部屋の外側を一周してから徐々に内側を掃除していくような形で、若干遠回りなルート選択。それでも、スピーディーに動きながらのため掃除の時間が無駄にかかるということはない印象でした。


実際に部屋の中を掃除している様子が上のGIF。棚の下や机の下、椅子の下にも入り込んでいって確実に掃除をしていっている様子がわかるはず。また、手前のフローリングが水拭きの結果艶が増しているのも荒い画像ながらわかるかと。水拭き能力も高く、ブラシでは取り切れない細かなカスまで拭き取ってくれます。



3,4日稼働させたあとのダストボックスと、モップは上のような感じ。家の中では空気清浄機も稼働しており、それなりにきれいな空気のはずでも、意外とホコリが溜まっているのがよくわかります。また、モップも白かったはずの部分に結構ほこりがついているのはなかなかにショッキング。

Dreame D9の場合、ダストボックスの水洗いに関しては特に避けるように推奨されているわけではなく、ゴミを捨てて残りの小さいホコリは水洗いしてしまうことが可能。手入れに対しての労力は最小限に抑えることが可能です。

Dreame D9-低価格でも掃除のレベルを妥協しない、水拭き&拭き掃除ロボット



今回レビューしたロボット掃除機、Dreame D9。わずか3万円という価格でありながら、パワフルな吸引力と水拭き掃除を一気に行える掃除能力の高いロボット掃除機でした。LDSとSLAMによる高度なマッピング機能のおかげで、部屋の地図を正確に作成し、効率的に取りこぼしの無いように部屋を掃除していけるのも魅力的。ロボット掃除機にほしいと思っていた機能がすべて詰まった製品でした。

現在Dreame D9は約3万円で正規代理店のTJCから販売中。水拭き掃除に対応したロボット掃除機は多いものの、水拭きと吸引の両方を同時に行える製品は前回レビューしたECOVACS DEEBOTシリーズと本モデルくらいしかなく、それでいながら3万円台という価格はかなり魅力的。花粉の多い季節も、ジメジメする梅雨以降も快適にすごすためにも水拭きもできるロボット掃除機、ぜひ考えてみては



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