レビュー

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【ニッコースタイル名古屋】広い部屋と美味しい朝食、コーヒーでリラックスできる名古屋観光の拠点。ニッコースタイル名古屋に宿泊しました。


休日くらいは人混みをさけてのんびりと過ごしたい。でも、自宅だけではつまらないという方は増えているのではないでしょうか。そんな時こそ万座にでもこもるのがオススメですが、毎週万座にも行ってられないのも事実。今回は街なかに位置しながらのんびり過ごせる広い部屋と、美味しい朝食が楽しめるホテル、ニッコースタイル名古屋に宿泊したのでレビュー。

ニッコースタイル名古屋は、オークラニッコーホテルズが手掛ける初めてのライフスタイルホテル。基本的なコンセプトはマリオットのアロフトのパクリからインスプレーションを受けたもの。月に一回DJイベントを開いたり、ロビーを半ばコミュニティスペースのように利用できるようにし、宿泊客も、それ以外の人も集まれるというコンセプト。部屋はライフスタイルホテルと銘打つように華美にならず落ち着いた仕上がりでした。




広々とした部屋と広い浴槽でリラックスできる空間




ニッコースタイル名古屋は2020年8月にオープンしたばかりのホテル。名古屋駅から徒歩15分ほど、地下鉄伏見駅から徒歩8分ほどの名古屋市内の中心部に位置し、若干駅からは遠いものの観光の拠点としてはちょうど良い場所。近くには名古屋観光ホテルやヒルトン名古屋もあり、ホテルの集まるエリアです。

ホテルの内装は古き良き伝統文化と、現代の感性の融合を目指しており、部屋の入り口には上のように有松絞りや瀬戸焼を使ったりと随所に名古屋の伝統職人によるデザインが施されています。




今回宿泊した部屋はデラックスキングルーム(30㎡)。ニッコースタイル名古屋はすべての部屋が30㎡の正方形の部屋で、上層階の部屋でもアメニティの一部が異なったり、チェックアウトタイムが異なる程度の違い。

間接照明が明るい部屋は大型のキングベッドにソファー、49インチの4Kテレビ、空気清浄機が配置され、のんびり過ごすにはうってつけの構造。洗面台がリビングルームと一体化しており、家庭のダイニング・キッチンのような構造。洗面台部分とリビング部分の間は敷居を出すこともできますが、敷居なしのほうが開放感もあって良い感じです。


部屋にはバリュミューダの電気ケトルにGENEVAのBluetoothスピーカー、そしてオリジナルのソーサーセットも配置。一般的なホテルの場合、電気ケトルやソーサー周りはただの業務用の製品が配置されていることが多く、コーヒーにこだわるニッコースタイルらしいチョイスに仕上がっています。



浴室は洗い場別の広々とした構造。浴槽は大人1人が思いっきり足を伸ばせ、2人が入っても十分な広さを確保。トイレはリビングから直接入る形で設置。一部コメントでは利用音がリビングに聞こえてしまうというものもありましたが、特に気にならない印象です。




ニッコースタイル名古屋のこだわりの一つがコーヒー。名古屋という喫茶店文化の盛んな地で奮闘するTRUNK COFFEEがニッコースタイル名古屋向けにブレンドしたオリジナルコーヒーが配置。TRUNK COFFEEのコーヒーを部屋で簡単に楽しめます。

シャンプーなどのアメニティはボトルタイプではなく小分けになったタイプ。オーガニックにこだわったシャンプー、コンディショナー、ボディーソープは硬水で髪を洗っているかのような感覚を味わえます。髪がギシギシになってしまうため、やむを得ず別のシャンプーの調達が必要になったため、宿泊する場合はトラベル用のシャンプーなどを持参することがおすすめ。

また、最近のホテルではハンドソープとフェイスソープが一緒になったものが設置されていることが多いものの、ニッコースタイル名古屋ではハンドソープもこだわりの品で顔は不可。水での洗顔をおすすめするというナチュラル派。洗顔料を使いたい場合は、無印かどこかでハンディタイプを買っておくのがおすすめです。

健康的な朝食とこだわりのコーヒーで朝を迎える贅沢




今回は12月30日から1月2日にかけて3泊。毎日朝食をホテルで摂りましたが、なかなか美味に仕上がっていました。元日は上のように和食をチョイス。お正月ということもあり、おせち料理を楽しめます。こういった季節感のある食事をホテルで味わえるのはオークラらしいとこと。




元日以外は洋食をチョイス。洋食はフレンチトーストのセットと、スクランブルエッグがメインのアメリカンブレックファーストの2種類。フレンチトーストは、オークラ系列ではあるものの、通常のフレンチトーストではなく中にチーズとハムを挟んだもの。東京オークラのフレンチトーストを食べたことがある身としては、なにか違う感がありましたが美味しい食事で朝を迎えられました。

ドリンク、パン、ヨーグルトなどはセルフで取れるセミビュッフェ形式。コーヒーに関してはニッコースタイル名古屋自慢のTRUNK COFFEEのブレンドコーヒーが提供。ただし、ハンドドリップではなくマシンドリップです。個人的には夢工房くまののみかんジュースが非常に美味だったのが印象的。食事だけでなく、ドリンク類にも拘っているのは好感が持てました。

スカスカの観光地を回る拠点にも。名古屋港も、伊勢神宮にも、そしておいしい食事も。




ニッコースタイル名古屋の立地は、地下鉄伏見駅と、名古屋駅の中間地点。中途半端といえば中途半端ですがどちらの駅にも軽いウォーキングでたどり着けるため、観光の拠点としては良い感じ。今回は3泊4日の滞在中に名古屋港水族館に、伊勢神宮と回ってきましたが人手が少なく快適に観光できました。





夕飯には名古屋テレビ塔近くのおでんとワインのお店、カモシヤをチョイス。味噌の味が染み込んだおでんの具材はどれも逸品。にんじんですら口に入れるととろけるレベルで煮込まれていたのには舌を巻きました。

シメには名古屋ハヤシライスも食べてみましたがこれもまた絶品。卵を混ぜない状態でも、混ぜてから山椒を加えても自宅では作れない濃厚な味が口に広がります。現在は時短営業中ですが、ぜひ訪ねてほしいお店。






伊勢神宮も近鉄名古屋駅から近鉄特急にゆられて1時間半で最寄り駅の五十鈴川駅に到着。そこから臨時バスに乗り継げば内宮前にすぐに到着し、スムーズに参拝できました。正殿でも上のような状態でほぼ待ち時間なしで参拝できます。






参拝の後はおかげ横丁へ。名物の伊勢うどんの濃厚な味に舌鼓をうち、カフェで暖を取りながら回っていけば雰囲気を感じながらのんびり過ごせます。五十鈴川駅に到着してから1時間で内宮を回りきり、さらに1,2時間もあればおかげ横丁も回りきれるため、合計3,4時間もあれば十分。ダイヤ的には往復しまかぜでも十分なレベルです。




今回は行きは近鉄特急(ビスタカー)、帰りはしまかぜを利用。乗り心地は圧倒的にしまかぜが良く、座席のレベルはN700系新幹線のグリーン車以上。意外と社内は揺れるものの、やわらかく全身を包み込んでくれるシートに身を委ねれば心地よく眠りにつけます。

カフェを利用すればしまかぜカレーを始めとした食事も可能。ちょうど16時半頃に伊勢市を発車し、18時過ぎに名古屋駅着のダイヤのため夕飯を食べて一休みすると旅の疲れを取るにはぴったりな時間。ぜひ、往復しまかぜを利用したお伊勢参りを。



最終日は11時にニッコースタイル名古屋をチェックアウトし、大名古屋ビルヂングのひつまぶし備長へ。12時頃に入店した時点ではほとんど待たずに入店でき、ふわふわのひつまぶしを堪能。



帰りはぷらっとこだまでグリーン車に揺られて帰路につきました。のぞみで1時間半の行程をのんびり2時間半かけて進むものの、ゆったりとしたN700A系のグリーンの席で寝ていればあっという間。今回は寝ているだけの帰路でしたが、電源も全席に完備されているためPCでの作業も問題なし。

名古屋観光の拠点に、のんびり過ごせるニッコースタイル名古屋を



今回宿泊したニッコースタイル名古屋。広々とした部屋と充実した設備、そして趣向を凝らして飽きのない朝食がそろったホテルでした。若干アメニティ等で不満はあるものの、今後改善されればハードとしては十分なホテルと言えるかと。名古屋駅と伏見駅の中間地点という立地もあり名古屋観光の拠点として良いホテルです。

記事執筆時点では緊急事態宣言が発令されており、遠出どころか外出自体が憚れる状況。ただ、今後の旅行の予定を立てることはできるはず。また、旅行できるときに向けてニッコースタイル名古屋を一つの選択肢に加えておくのは良さそうです。





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