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【Vankyo VIVIMAGE Explore 2】手軽に自宅でホームシアターを。8000円台でダイナミックな映像を大画面で楽しめるプロジェクター、VIVIMAGE Explorer 2レビュー


東京も急に10℃を切り始め秋どころか一気に冬がやってきた感じ。すでに北関東などでは紅葉のシーズンがやってきており、観光地も賑わいを見せているとか。そんな初冬の休日は万座温泉といった景色のきれいな場所にお出かけするのも良いですが、家で温かいお酒でものみつつ映画を見るというのも至高。今回はそんな自宅で過ごすのにぴったりなプロジェクターVIVIMAGE Explore2をVankyo様より提供していただいたのでレビュー。

Vankyo VIVIMAGE Explore2はベストセラーのプロジェクターであるVankyo Leisure 470を販売するVankyoから登場しているプロジェクター。HD画質の投影や、スマートフォンからのミラーリングにも対応し、自宅で簡単に大画面での映像を楽しめる製品。Leisure 470に比べて明るさは5800ルーメン(470は5500ルーメン)に、コントラスト比は5000:1(同3500:1)とパワーアップ。それでいながら価格は8,000円台と非常にお得なのもグッドな製品でした。



もっとコンパクトに、シンプルに仕上がったデザインが魅力的





パッケージは以前のVanlyo Leisure 470と同様に白ベースに、本体の写真がプリントされたもの。パッケージの中身に関して言えば、Leisure 470と同じ用にリモコン、電源ケーブル、HDMIケーブル、RCAケーブル、説明書が付属。本モデルで特徴的なのは、ミニ三脚が追加され、プロジェクターの設置がより簡単になったことかと。

説明書はすべて日本語化されているのもグッド。投影距離に応じた画面サイズなど意外と説明書に記載がないとわからない点についても確認ができるのは良いですね。



本体は曲線部を減らし四角くまとめたシンプルなデザイン。最低限の操作ができるボタン類は天板の前面に一直線で配置。レンズの調整リングもそばにあるため、調整系が一箇所にまとまっている形です。



VIVIMAGE Explorer2の兄分にあたるVankyo Leisure 470と比較。Leisure 470に比べて本気は一回りサイズが小さくなり持ち運びがさらにしやすくなった印象。また、デザインに関しても若干洗練された感じもあって好感が持てます。




背面には三脚を差し込む三脚穴を搭載。三脚をはめ込んで調整するだけで、上のように自在な角度にすることが可能。また、この三脚は他社の三脚も含めてつけられるため、カメラ用の三脚を使うことも可能。私の場合はプロジェクター台を購入していますが、本製品なら手元のもので代用できるのもグッドです。




付属のミニ三脚は、マンフロットのミニ三脚のそっくりさんのデザイン。雲台部分の固定方法がマンフロットに比べると独特で、また、若干遊びがあるのが気になりますがプロジェクターだけならそこまで気にならない印象。ミニ三脚で別途用意するなら写真のマンフロットのものを使っておけば、ミラーレスにも使えるのでおすすめです。


接続端子類が充実しているのもVIVIMAGE Explorer2の魅力。USB Type-A端子とmicroUSBからはUSBメモリやmicroSDに入っているメディアの再生に対応。また、HDMI端子とコンポジット入力、VGA端子の3通りの映像入力にも対応し、PCからの接続も簡単です。ヘッドホン出力も備えており、有線接続に対応したスピーカーを別途つなぐことも可能です。



台形補正などは自動ではできず、手でリングを回して調整するタイプ。前側の大きいリングがピント調整、手前が台形補正用のリングで、手で回す分微調整が可能で意外と簡単に調整することが可能。
 

ミニ三脚がついていることもあり、自宅や外出先で利用する際の準備は、電源とミニ三脚、本体+接続ケーブル or メディアがあればOK。Leisure 470とは違って本機ではキャリングケースが付属しないのは残念ですが、意外と机から落としても破損していないくらいには頑丈だったため、ちょっと袋で包んでおけばキャリーケースに放り込んでも十分持ち運べそうです。

映像のクオリティも向上。メニュー操作も分かりやすくなったのも好感




早速壁に向かって投影。私の家の場合、ギリギリ投影に耐えうる広さの壁があるためスクリーンなどの用意は不要ですが、スペースがなかったり障害物があったり、壁紙が特殊な場合には専用のスクリーンを用意することも必要かも。

フロントメニューはシンプルな今風のデザインになっており、入力ソースの切替画面やスマートフォンからの映像転送にもすぐに飛べるような形に。とっつきやすくなったのは嬉しいポイントです。




入力ソースの切替画面や、設定画面はこんな感じ。VIVIMAGE Explorer2はWi-Fi経由でのインターネット接続にも対応し、ファームウェアアップデートをネットワーク経由で利用可能。ただ、ネットワーク経由での動画再生ができるわけではないため、わざわざ接続する必要があるかといえば微妙なところ。



Android端末やiOS端末からの画面ミラーリングにも対応。私の場合Android端末しかないため、iOSでの動作は試せませんでしたがAndroidの「キャスト」から映像の伝送が可能。当然ではありますが、ミラーリングを利用する際にはAndroid側に相当な負荷がかかるため、ある程度スペックのある端末でないと動画再生はコマ落ちや遅延が発生する印象でした。



肝心の投影品質に関しては前作のLeisure 470に比べて画面端の映像のムラが減った印象。上のように画面端になっても歪むことなく投影できており、良い感じ。ただ、台形補正をかけると若干上下の橋に向かって違和感がある部分もあったのは改善の余地がありそう。

発色に関しては若干青色がかかっている気もするものの自然な範囲。発色が悪い色があるということもなく安定して映像を楽しめるレベル。ゲームをしたりするわけではないので、詳細に確認ができるわけではありませんが、HDMI接続でPCから映像を伝送している分では遅延なども特に感じません。

    

小型PCを別途用意してつなぐのもメディア・コンテンツを楽しむ方法として最適。Windows 10を搭載した超小型PCのGMK NucBoxを利用すれば、プロジェクター台の上だけでプロジェクター+PC+スピーカーのすべてをセットアップ可能。あとは、HDMIで接続したPCからNAS上の動画を再生したり、ストリーミング再生サービスを利用するのでもよし。





本体のスピーカーの品質は正直微妙。モノラル出力のため臨場感にも欠けるほか、高域のみのシャリシャリした音というレベル。私の場合は、以前用意していたVankyoのプロジェクター台に本機とTaoTronicsのスピーカーを設置して、プロジェクターのヘッドホン端子からスピーカーに接続するようにしています。こうすると、音もなかなか良い感じになるのでグッド。スピーカーの電源はプロジェクターのUSB端子から取れますしね。


もっと手軽になったプロジェクターで、お家ステイをパワーアップ



今回レビューしたVankyo VIVIMAGE Explorer2。値段は相変わらず1万円を切る購入しやすい価格でありながらよりコンパクトに、鮮明に、そして手軽に大画面での映像を楽しめるプロジェクターに仕上がっていました。私もVIVIMAGE Explorer2を使って俺ガイルの3期を見たりしていましたが、ベッドに転がりながら大画面で見るのってタブレットやPCの画面で見るのとは没入感から違って良いですよね。

VIVIMAGE Explorer2は現在Amazonにて12,000円ほどで販売中。クーポンコードを利用することで8~9,000円で購入できなかなか購入しやすい価格なのもポイント。また寒くなってきて、さらにステイホームの風潮が進む今日このごろ、プロジェクターでホームシアターを構築するには良さそうです。



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