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【JumperTech EZBook S5】14インチながら軽量で持ち運びやすい。外出時のサブPCに便利なJumperTech EZBook S5レビュー


当ブログの最近の方針はハイエンドな製品を手に入れることで、長く使えて最終的にコスパも良しな製品をご紹介すること。そんな発想の元、Xiaomi Mi Notebook Proを外出時のメインPCとして利用してきました。とはいえ、Mi Notebook Proはかなりの重量級。遠出をする時には使うものの、ちょっと手軽な外出時には厳しいものがありました。

今回は中華パッドメーカーJumperTechさまから最新のノートPC、JumperTech EZBook S5を提供して頂きテスト。14インチの大画面ながら、薄型で、また価格は3万円ほどと安価な製品。CPUはCeleronと心もとないもののブラウザベースで簡単なことならできる最低限の性能は確保。動画鑑賞や、低性能でも大画面を持ち歩きたいという際には良さそうです。

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JumperTech EZBook S5のスペック


・OS:Windows 10 Home
・CPU:Intel Celeron N3350
・RAM・ROM:6GB RAM・64GB eMMC
・ディスプレイ:14インチ・1920×1080
・カメラ:30万画素(フロント)

とにかく軽量なデザイン。ただ、若干安っぽさも感じる






今回届いたパッケージは、なんと写真のダンボールだけというシンプル仕様。中国からFedEXで届きましたが、このダンボールがそのまま海外向けの箱になっているというもの。初めてみた際には驚きましたが、エコかつ片付けやすく案外良いのかも。

内容物もシンプルで専用の充電アダプターと、説明書、仕様書のみというもの。なお、説明書は日本語化されており、実際に使う機会がどれだけあるかは不明なものの、日本向けにも配慮した形になっています。



本体はシルバーに塗装されたプラスチック製。ぱっと見る限りは、メタルボディに見えなくもないですが、触ってみたり、近づいてみてみるとプラスチック製であることがよく分かり若干の安っぽさも感じます。



各種端子類も確認。右側面にはUSB Type-A(2.0)とmicroSDスロット、3.5mmステレオミニプラグ。左側には充電用のDC端子にUSB Type-A(3.0)、HDMI端子。Jumperのタブレットに共通するのですが、他社と同じ筐体を利用しているモデルを含めUSB Type-Cでの充電に対応するモデルが少なく、専用の充電器が常に必要になります。



14インチという大型のディスプレイによる筐体のおかげで、キーボード自体はフルサイズで搭載。ストロークも他のノートPCと遜色ないレベルを確保。キーボードのうち心地としては、若干軽すぎる点もあるものの心地よく打っていけます。


HP EliteBook Folio G1

重量は非常に軽量で、10.1インチのモバイルノートPCであるHP EliteBook Folio G1が997gなのに対して、本製品は14インチという大型ディスプレイながら1.25kgを実現。なお、Xiaomiの13インチモバイルノートであるMi Notebook Air 13(2016)は1.24kgであり一回り小さいPCとほぼ同重量。プラスチックの筐体だからこその軽さは持ち運びやすさではダントツです。

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OneDriveの仕様が厳しいスペック感。最低限のブラウザ作業用として




見出しからかなりネガティブな書き方になってしまったものの、JumperTech EZBook S5の搭載しているCPU、Celeron N3350はかなり非力なもの。昨年レビューしたEZpad GoのCeleron N3450に比べても非力で、また、ストレージもeMMCのためスピードは遅め。

Windows 10のセットアップ自体は比較的スムーズに進むものの、Microsoftアカウントにログインし、OneDriveの更新が始まった途端に急激に動きが緩慢となります。非力なCPU×eMMCストレージによって、意外とCPUを使い、かつストレージに全力でアクセスするオンラインストレージとの同期は不可能に近いものでした。


実際のストレージの性能を測ってみると上のような結果に。最大で170MB/Sしか出ていないため、SSDを搭載した、ましてやNVMe接続のSSDに比べると雲泥の差。なお、本体にはSATA3規格のM.2端子を搭載しており、SSDを追加することは可能。実際に本機を実用レベルで使うためには、SSDの追加購入は必須かもしれません。


ただ、大きい画面と打ちやすいキーボードのおかげで、WEBブラウザで完結する作業なら可能。ストレージ自体が64GBと少なく大容量を必要とするソフトウェアをインストールすることも難しいとなると、実際の用途としてはWEBブラウジングとブラウザベースの作業という感じ。

ブログの書き込みであったり、SNSであったり、もしくはスマートフォンよりも大画面でやりたい作業には最適。重量級のPCは持ち運びたくないけども、タブレットではなく、ノートPC型で最低限のものを用意したいという場合に最適そうです。

外出時の激安サブPCとして。どこまで活躍できるかは未知数



今回レビューしたJumperTech EZBook S5。正直なところ提供していただきながら筆が進まず、どうオススメすればよいか難しい製品でした。唯一と言っても良い利点としては、14インチという大画面ながら軽量なところ。宿の予約だったり、旅行先で次の行き先を調べたりーというのには実際に旅先に持っていっても便利さを感じました。

私自身は宿泊を伴う旅行の場合、画像の現像作業を考えて独立GPUを搭載したXiaomi Mi Notebook Proを持っていきますが、軽量ながら大画面な本機はそういった作業を伴わない際には良さそう。どこまで活躍の余地があるかは未知数なものの、あると便利かもしれません。

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