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【TaoTronics SoundSurge 85】アクティブノイズキャンセル搭載ながら5,000円台の低価格を実現。左右に広いダイナミックサウンドが特徴のワイヤレスヘッドホンTaoTronics SoundSurge 85レビュー


新型コロナウイルスの国内での感染例も落ち着き、段々と日常を取り戻してきた今日。コロナ前も、コロナ中も毎日通勤していた下っ端銀行員にとっては一時は座席を自由に座れた車内がどんどん混雑してきて複雑な気持ち。別にコロナウイルスの感染が終結したわけでもないため、当社のように必要な場合を除いてテレワークを継続すれば良いと思いますがそうは行かないみたいです。

さて、そんな久々に通勤をするという方には特に憂鬱になるのが列車に乗っている移動時間。ただでさえ混み合っていてストレスフルなのに、今はマスクもつけ、さらに窓も開いていて煩く、じめじめしているわけ。そういうときは静かに音楽を楽しみたいはず。今回はTaoTronics様よりアクティブノイズキャンセル機能を搭載したワイヤレスヘッドホン、TaoTronics SoundSurge 85を提供していただきましたのでレビュー。

TaoTronics SoundSurge 85はTaoTronicsから登場しているワイヤレスヘッドホン。販売価格は5,980円と手頃な価格でありながら、アクティブノイズキャンセル機能に対応したモデル。お出かけの際にも、自宅でも音楽鑑賞に良い感じの製品でした。現在14日までの期間限定でクーポンコード"BH085CNR"で20%オフの4,799円

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パッケージは他のTaoTronics製品と同じようなコーポレートカラーのオレンジと白が映える色使い。パッケージを開封すると、革素材のキャリングポーチが登場。最近レビューしてきたヘッドフォンはたいていハードケースが付属していたのに比べると、ちょっとグレードダウン。ただ、日常的に製品を持ち運ぶ際にはハードケースだと嵩張ることも多いため、本製品のようなケースのほうが便利なのかも。


本体の他には説明書、充電用のUSB Type-Cケーブル、3.5mmステレオミニケーブルが付属。必要最低限の付属品ですが、充電器であったりはそもそも保有しているため気にする必要もない感じ。





本体は黒一色のシンプルなデザイン。ヘッドホンの形はよくあるワイヤレスヘッドホンのそれで、特に特筆するべきポイントはありません。イヤーパッド部は折りたたみ機構を備えており、折りたたんでコンパクトに持ち歩くことも可能。平べったくすることも、丸くまとめるように折りたたむことも可能なので、鞄の中の空きスペースにうまく入ってくれます。


個人的に嬉しかったポイントがイヤーパッドの厚さ。低価格帯のヘッドホンだとイヤーパッドの素材のコストカットにより薄めになってしまうことがあるものの、本機は結構厚め。写真のように深く押し込める厚みのおかげで長時間着けていても耳が痛くならない装着感を実現しています。



各種操作は左右に配置されたボタンで行うタイプ。アクティブノイズキャンセリング機能は独立スイッチになっており、ヘッドホン本体の電源がOFFでもノイズキャンセリングだけ利用することも可能。右側のハウジング部にはボリュームキー兼先送り、曲戻しキー、電源・一時停止/再生キーが配置され、長押しを併用することで基本的な音楽再生に関する操作が可能。



右側には充電用のUSB Type-C端子が配置。USB Type-Cの採用により急速充電に対応したと製品情報にはありましたが、手元で計測した感じでは5V/0.3Aだったので普通の速度という印象です。

左側には有線接続用の3.5mmステレオミニジャックが配置。ほぼすべてのデジタル機器にBluetoothが搭載されているため基本的に出番はありませんが、一部の国の航空機は離発着時のBluetooth利用が不可だったりするので時々活躍の機会もあるはず。


装着すると上の写真のような感じに。他のBluetoothヘッドホンに比べると若干イヤーパッドが小さめではあるものの、アラウンドイヤーになっており耳たぶが圧迫されないのもグッド。ただ、側圧は若干強く、頭頂部のクッションも若干薄いこともあり長時間着けていると耳は痛くならないものの、頭に圧迫感を感じるかも。

マイナス面を上げた側圧の強さですが、遮音性の面では良い方に寄与しておりアクティブノイズキャンセリングをオフにしていても、住宅街の中を歩く程度であれば十分静かな環境を実現。さすがに電車の中までは静かにならないものの、一定程度の遮音性は確保できます。

左右に広がるサウンドが特徴。本領発揮はANC起動後の重低音



ここまではあくまでも製品の外観や、装着感を照会。ただ、実際に使っていく上で重要なのはその音質。早速手元のスマートフォンやDAPに接続して使ってみます。今回、レビューの際にはスマートフォンはGalaxy S10、DAPはFiiO M6に接続。

FiiO M6に接続した際は、本製品には存在しないはずのコーデック、apt-Xで接続したとの表示が。メーカーに確認したところ、国内での販売に先立ち一部アメリカ版(Bluetoothチップが上位版のQCC3005)が紛れており、3005版はapt-Xでも接続できる例があるとか。なお、現在販売中の在庫はすべてQCC3003版となっており対応コーデックはSBCとAACのみです。


SoundSurge 85の音はANC(アクティブノイズキャンセル機能)をオフの状態だと、フラット。若干低域が寂しく、また全体的に音がのっぺりとした印象です。本製品が本領を発揮するのはANCをオンにしてから。ANCを入れるとアンプ部も強化されるようで、一気に低音の厚みが増え、さらに音場の表現力も向上。サウンドはかなり横に広がった音作りで、奥行き表現はそこまでではあるもののロック調の音楽にはかなり合う感じ。

解像度は接続コーデックがSBCかAACに限られるため高いとは言えず、また、リバーブの細かい表現は苦手。中高域はあらさが目立つ部分もあるものの、その粗さをカバーするダイナックな表現は個人的にはうまいチューニングだなと感じます。

ANC(アクティブノイズキャンセリング)の性能は、正直なところそこそこ。電車の中で使ってみたり、扇風機を回した室内で試してみたりした感じでは、低周波のノイズはカットできるもののそれ以外の騒音(電車のアナウンスなど)はカットできない感じ。移動時の静寂さはそこそこといったところ。ただ、例えば自宅で使うと扇風機の音や、PCのファン、ロボット掃除機の動作は音楽を流しながらであれば消してくれるためちょっと集中して作業したいーという場面では役に立ちそうです。

クーポンコードでアンダー5,000円。移動にもおうちでも快適リスニングを安価に、14日までの期間限定です。



今回レビューしたTaoTronics SoundSurge 85。コンパクトながらアクティブノイズキャンセリング機能を搭載し移動中や、自宅での作業を快適にしてくれるアイテムでした。高音質コーデックには非対応なものの、それをカバーするダイナックなサウンドで、音楽にノッて作業したりできる、自宅でも使えるヘッドフォンです。実際にこの記事もSoundSurge 85を使いながら書いてますしね。



今回TaoTronics様よりクーポンコードを特別に提供していただきました。14日までの期間限定でクーポンコード"BH085CNR"で20%オフの4,799円。5,000円以下という価格でどこでもケーブルを気にせず快適な空間を実現できるヘッドフォン、ぜひ試してみて下さい。

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