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【ドローン徹底比較】ドローン歴3年のあーるが本気でおすすめする新時代のドローン5選。DJI Mavic Miniから高級モデルまで徹底紹介


私あーるが初めてドローンを手に入れたのは2017年の2月。JJRC H23という激安トイドローンをdodocool様より提供していただいたのが最初。ラジコンとしても、ドローンとしても使えるという不思議なモデルでしたが、実用性は皆無な製品。その後、Syma X8HGというカメラ付きのドローンを購入したものの、色々とうまく行かずに終了。今は世界のDJIのDJI Phantom 3 Standardをメイン機に迎えてはや3年となりました。実はあーるはドローンのユーザー歴は3年超なんです。

Phantom 3 Standardを購入したのがもう3年前の2017年。2019年も暮れの今は先日DJIから200g切りでありながら2.7Kの動画撮影にも対応したDJI Mavic Miniが日本向けに発表されるなど誰でも高品質なドローンを楽しめるようになってきました。今回は、ドローン歴3年のあーるが、本気でおすすめしたい新時代のドローンを徹底紹介。ぜひ、来年に向けて参考にして頂ければ幸いです。

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本記事で撮影しているドローンの空撮写真は、すべて航空法を遵守して撮影しています。また。私有地での撮影時には管理者の許可を得て撮影を行っております。ドローンを使用して撮影を行う場合には、航空法並びに小型無人機等飛行禁止法を始めとする各種法令、飛行場所の管理者の許諾を得て撮影を行ってください。

なぜドローンを買うのかー絶対に撮れないものを撮れるから



ドローンを紹介する前に、なぜドローンの購入をおすすめするのか、そこから入っていくべきでしょう。ドローンを買う理由はシンプル。どんなに良い一眼レフでも、超広角レンズでも絶対に撮ることができない景色を、思い出を撮ることができるから。下に数枚これまでドローンで撮影した画像を貼っておきますが、こんな写真、ドローンがなければヘリコプターでもチャーターしないと撮れないですよね?それをたった数万円のドローンを使うだけで自在に撮影できるんです。

銚子

摩周湖

鹿児島

北海道

鬼の洗濯板(宮崎県)

これらの写真はすべてDJI Phantom 3を担いで北は北海道、南は鹿児島まで移動して撮影した数々。大自然の雄大さも、海の荒波の力強さも、簡単に表現できることに魅力があります。ちなみに、どんなドローンでも高画質の動画撮影も可能。動画を撮りながら写真の撮影にも対応している機種も多く、感性を最大限に発揮して撮影できるんです。





ここまでご覧いただければ、あなたももうドローンが欲しくなっているはず。本記事では現在発売中のドローンから5機種を厳選。本気で撮影したい方にも、手軽に空中撮影を楽しみたい方にもおすすめできるモデルたちをぜひ検討してみてください。私自身も新モデルの購入を検討しており、その備忘録も兼ねています。

数あるドローン、何を基準に選ぶべきか


DJI Phantom 3

ドローンを初めて購入する方にとって、ハードルとなるのはそもそも何を基準に選べば良いのかということ。以前のようにドローン=DJIの状況ではなくなり、様々なメーカーからハイエンドからローエンドモデルまで幅広く販売されているため、より一層選びづらくなっています。厳選機種の紹介の前に、選ぶ際のポイントを伝授しましょう。

内蔵カメラの性能は最大のポイント


DJI Phantom 3 Standardは1/2.3インチカメラ搭載

個人的にドローンの購入を検討する際に最も重要なのは、本体のカメラの性能だと思っています。私が所有しているDJI Phantom 3 Standardはエントリーモデルでありながら1/2.3インチの有効画素数1200万画素のセンサーを搭載し静止画はRAW形式、動画は2.7K 30fpsで撮影が可能とセミアマチュアレベルの仕様には耐えられる性能があったモデル。しかし、現在発売中のドローンはローエンドモデルでは静止画はJPEGのみの記録に対応している場合もあり注意が必要。せっかく撮影した画像、現像もちゃんとしたいですよね?

また、センサーサイズとレンズの性能にも要注意。DJIのドローンであれば1/2.3インチのセンサーサイズのモデルが比較的多い印象ですが、大型の1インチセンサーを搭載したモデルも発売されているなど、ドローンのカメラのセンサーも高品質化が進んでいたり。プロモデルではマイクロフォーサーズ規格のレンズの交換が可能なモデルもあったり。そんな高級な話はさておき、空中からの撮影は逆光下であったり、明るすぎたりとカメラでの撮影には一苦労する場面が多く、撮影を考える上ではなるべくセンサーが大きく、絞りの調整のできるレンズを搭載したモデルが良いわけ。

どこにでも持っていける手軽さかどうか


200g以下の軽量さで持ち運びやすいDJI Mavic Mini

ドローンの今のトレンドは小型で持ち運べること。小型のモデルでは200g以下という軽量なモデルもリリースされ、簡単に持ち運べるようになりました。以前のようにドローン専用のバックパックを用意して、担いでいくなんて必要もなくなったのは嬉しいポイント。

基本的に今の主流のモデルはどれも折りたたみ可能なモデルばかり。ただし、折りたたんだ状態の大きさは機種によって大きく異なり、DJIの旗艦モデルであるMavic 2 Proは畳んだ状態で21cm×9cm×8cm。細長くまとめられるとはいえ、結構大きいわけ。重さも900g超だったりしますしね。

安いからと言って海外モデルはNG


実のところ私はDJI Phantom 3 Standardの他に、Phantom 3 SEという中国限定版のモデルも保有。試験飛行中に墜落させた反動で、内部のコンパスが外れたようで今は使うことができなくなってしまいました。実はドローンは海外モデルや、海外メーカーの海外モデルの方が国内版よりも安いということが往々にしてあります。

しかし、その安さに惹かれてつい個人輸入で買ってしまうと後で痛い目を見るわけ。国内のドローン保険は国内正規品のみが対象ですし、ドローンでの撮影場所を広げるために国土交通省宛の申請をしようにも、申請できないという事態が発生しかねないわけ。自分の身を守るためにも、撮影の幅を狭めないためにも、国内正規品を購入するようにしましょう。

本気で撮りたいあなたに。RAW撮影も4KもOK。DJI Mavic Air




個人的に最もおすすめしたい&買いたいと思っているドローンは、DJI Mavic Air。先日発表されたDJI Mavic Miniではなく、あえて去年発表されたMavic Airを推します。理由は手頃なサイズ感ながら、上位モデルが搭載している撮影機能や、性能をすべて詰め込んでいること。

アクティブトラック機能も、手をふるだけで撮影できるスマートキャプチャーも、パノラマ撮影もMavic Airは対応。しかも、RAWでの保存も可能なので撮影した画像をあとからLightroomなどで現像することも可能。4K/30fpsの動画撮影にも対応しているので、どんな場面も美しく動画で捉えられます。

FlightAutonomy 2.0の強力なセンサーシステムと高度操縦支援システム(APAS)によって機体周辺の障害物を回避。あらゆる方向の危険に対して対処することが可能です。最大飛行時間は21分。最高速度は68.4km/hと飛行性能も上位機種顔負け。これがMavic Airの魅力なんです。それでいて、予備バッテリーやケースもセットになったFly Moreコンボは13万円弱。キャッシュレス還元等をうまく使えば10万円以下なわけです。

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2000万画素×4K撮影でも、10万円以下の価格を実現。Parrot ANAFI




もう一つ高性能なドローンを挙げるならば、フランスParrotのANAFI。廉価モデルのBEBOPが有名ですが、あえてここでは上位モデルをおすすめ。1/2.4インチ 2100万画素のSONY製センサーを搭載し、4K HDRの撮影に対応したカメラに強みのあるモデル。しかも、2.8倍のズーム機能まで搭載。もちろんRAW形式の撮影も可能です。

ANAFIのもう一つの特徴はそのジンバル。180°回転可能なジンバルは、下を移すだけでなく真上を写すという新しい撮影の仕方も可能。岩肌を撮影する時や、橋を下から撮影したりと、意外と使いみちはありそう。ちなみに、充電はUSB Type-Cからの給電にも対応。専用の充電器を持ち運ぶ必要すらないのもグッドですよね。これで、本体価格は8万円台。驚きの価格ですよね?


200g未満だからこその手軽さ。DJI Mavic Mini




本記事をご覧になっている方にとっても、書いている私自身にとってもこのモデルを3番目に紹介しているのは驚きです。本記事を書くきっかけでもあったのが、日本モデルは航空法の対象外になる200g未満の重量を実現したDJI Mavic Mini。ただ、個人的には航空法の適用外になったところで、ドローン飛行に関する自由度が上がるわけでは大してないと感じているため、そこまで強くおすすめしないんです。詳しくは、ドローンエンタープライズ様のサイトを御覧ください。

ただ、Mavic Miniは小さいだけでなく安いというのもポイント。2.7Kの高解像度動画撮影や1200万画素での画像撮影を可能としながらFly Moreコンボでさえも6万円以下。ただ、その値段からか妥協点もあり、4K撮影は不可、RAWも不可、最大飛行時間は18分間と他のモデルに比べて短かったり。でも、上位モデルに迫る性能を手軽に楽しめるならDJI Mavic Airは一考の価値があります。

ドローンエンタープライズ様:DJI MAVIC MINI (重量199g)はどこで飛行できるのか?


小型でもHD撮影。2万円の激安モデルGFORCE INGRESS




最低限の撮影機能を手軽に簡単に飛ばしたいという方には、200g以下の重量で航空法の適用外となるGFORCEのINGRESSもおすすめ。2万円という購入しやすい価格ながらGPSも搭載し安定した飛行が可能。動画や静止画の記録は本体ではなく、映像を転送したスマートフォンで行うなど、妥協している点は多いものの、安くて飛ばしやすいということならこのモデルはありかもしれません。


DJIの旗艦モデル。Hasselbladカメラ搭載のDJI Mavic 2




最後にご紹介するのは、一気に高級モデルに戻ってDJI Mavic 2 Pro。DJI Mavic 2シリーズにはPROとZOOMの2モデルがあり、どちらも圧倒的カメラ性能で他社製のドローンを引き離しているわけですが、ここは正統派のPROをご紹介。

DJI Mavic 2 PROはHasselblad製の1インチカメラを搭載。カメラの有効画素数は2000万画素まで拡大。ISO感度はなんと12800まで対応し、高級コンデジ並の性能を実現。10-bit Dlog-Mカラープロファイルに対応し、10億色もの色を記録することでRAW形式でのポストプロダクションでも余裕を持った編集を実現します。動画も当然4K HDRに対応し、明るく、高コントラストな映像を撮影可能なものポイント。

ドローンとしての操縦性能も旗艦モデルらしい性能を実現。最大伝送距離は8kmと超長距離で距離を気にせず撮影可能。飛行速度は最高72km/h、飛行時間は最長31分で無敵の性能を実現。障害検知はなんと全方向に対応。高度な飛行支援機能もあわせて、あらゆる環境下で最高の撮影性能を実現しています。

そんなMavic 2 Proは約20万円。値段はこれでもかという位に高く購入を思わず躊躇してしまうレベル。でも、そこには他のドローンにはない撮影性能が待っているんです。冬のボーナスも近い季節、背伸びしてMavic 2 Proを手にとって見るのもいいかもしれません。


ドローンを片手に最高の撮影を。今年最後のご褒美に



松戸市内

今回は低価格で購入しやすいモデルから、DJIの旗艦モデルまで5モデルを厳選してご紹介。ドローンを使うことで、普段絶対に見ることがない景色を楽しみながら、それを撮影することができるのはまさに男のロマン。2019年ももうそろそろ終わり。今年1年間のご褒美にも、ドローンを片手にお出かけする冬休みはいかがでしょう?

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