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【秋のヘッドフォン祭2018】Huawei HWAにも対応、FiiO M9も登場。小さなミュージックセンター「FiiO K3」も。新商品豊富なFiiOブースレポート


先日開催された秋のヘッドフォン祭2018。Find Xを先日発表したばかりのOPPO Japanへも協力しているエミライのブースでは、同社が代理店を務めるFiiOの新商品を展示。先日発売開始となったばかりのポータブルプレーヤーFiiO M9や、LDAC、Huawei HWAに対応したBluetoothアンプBTR3(レビュー)、ハンディサイズのUSB DAC兼ヘッドフォンアンプのK3が展示。低価格ながら高音質を楽しめるFiiOの新商品たちを触ってきたのでレポートいたします。

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HWAにも対応。ワイヤレスもバランス接続も対応のM9



2.5mm 4極バランス端子も搭載

左側面にはボリュームキー、電源キー、再生/一時停止キー、microSDスロット。M7と比べるとラウンド加工に

FiiO M9(左)とFiiO M7(右)

FiiOブースで最も注目を集めたのが、海外版も発売開始となったばかりのFiiO M9。ワイヤレス機能を大幅に拡充したFiiO M7(レビュー)の上位版の位置付けの本モデルは、充実のワイヤレス機能はそのまま有線接続時の音質も大幅に向上。DACはAK4490ENのデュアル構成に、2.5mmバランス端子も搭載。イヤホン、ヘッドフォンを接続しても満足の性能を実現。

またM7には搭載していなかったWi-Fiも搭載。Google Playを搭載しないため、各アプリはFiiOの公式サイトからapkファイルをダウンロードし、インストールする仕組みに。取って付けたような対応となってしまったことは残念なものの、ストリーミング配信も利用できるのは可能性が広がります。

【FiiO M7】LDAC接続にも対応。ワイヤレスと有線でも高音質再生を実現するお手頃DAP、FiiO M7レビュー

HWAでの接続にも対応

FiiO BTR3(左)とM9(右)

M9では、日本での発売開始となったBluetoothアンプ、FiiO BTR3でも対応を果たしたHuaweiのオーディオコーデックHWAにも対応。HWAについては、M7でも先日のアップデートで対応し、FiiOから登場している製品だけでHWAを利用したオーディオシステムが構築可能に

HWA接続での音質も早速チェック。FiiO製品ではHWA専用のチップを搭載していないため、HWAでの入出力は48Khz/24bitが上限。また、HWAの場合はLHDCコーデックを利用した再生となり、その際にはプレーヤー側の音量調整が無効となるため最大音量になる点が要注意。

再生している際の音質は非常に良好。BTR3を経由して、LDACモードとHWAモードの両方で聴き比べてみましたが、HWA接続のほうがLDACに比べてくっきりとした音作りになっている印象。解像度の面での不足を、EQで誤魔化している面が否めないものの、音楽を楽しむという意味ではHWAにも分があるようにも感じました。接続の安定性については、M9では特にテストできていないため、M7でのレポートをお待ちいただきたい。

【FiiO BTR3】ポータブルオーディオのオールラウンダー。高音質規格LDACにも対応したBluetoothアンプFiiO BTR3レビュー




強化された有線出力も、WH-1000XM2を有線接続しテスト。FiiO M7と比べても、さらに繊細な音作りを実現。FiiOのプレーヤーによくある元気な音作りの傾向は変わらないもののの、ドンシャリに走り過ぎない音作りでした。

なお、有線接続時の性能はM9はXシリーズでのX3レベルとなっており、当ブログで以前購入していた現行品であるFiiO X5 3rdと比べるとM9のほうが劣るとか。じっくり有線で音楽を聞きたいという場合はX5 3rdやX7のほうが向いているとか。

【FiiO X5 3rd】解像度も大きく向上、バランスの良い音作りになったハイエンドDAP、FiiO X5 3rd音質レビュー!



「小さなミュージックセンター」万能入出力のFiiO K3



バランス接続にも対応したヘッドフォン出力

ラインアウトにコアキシャル、光デジタル出力も対応

参考展示とはいえ、発売が間近に迫っている新商品がK3。「家庭の小さなミュージックセンター」を目指すとして開発された本機は、PCやスマートフォンからあらゆるデジタル/アナログ出力を可能としたマルチなUSB DAC。出力はバランス接続も含めたヘッドフォン出力に加え、ラインアウト、コアキシャルに光デジタル出力にも対応。あらゆる機器を接続し、デジタル音源を楽しめる製品。

オペアンプにはOPA1612、DACはAK4452を採用し、384KHz/32bit、11.2MhzのDSDネイティブ再生に対応。また、デジタル出力からはDSD 2.8Mhz(DoP)出力にも対応し、充実の入出力が魅力的。また、USB Audio Class 2.0/1.0の切り替えが可能で、ドライバ不要で外出先でも利用できるのも嬉しいポイントです。




実際にWH-1000XM2を接続して再生。低音の出力度合いを調節可能で、Bassモードにするとかなりの迫力の音に。通常モードでは、FiiO M9に比べると劣るものの、温かみのある高精細な音を再生。なお、アンプ部の性能は昨年発売のポータブルアンプ、Q1 Mk2が近いとか。

低価格でも高音質。FiiOで家でも外でも快適なオーディオ環境を実現



国内発売もされたイヤホンをBluetooth対応にできるRC-BTも展示

ここ最近FiiOから登場しているDAPやアンプ類は、どれもアンダー3万円のレベルが集中投入。若干製品同士で用途やスペックのかぶる製品はあるものの、「幅広い製品群で様々な方のニーズに応えていく」のがFiiO流とか。当ブログでも今後もFiiO製品は追っていく予定ですので、ぜひ読者の方も製品をチェックしてみて欲しいところ。

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