レビュー

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【SONY WH-1000XM2】いつでもどこでもノイズキャンセリング付きで高音質。SONYのワイヤレスヘッドホンWH-1000XM2が最強だったレビュー


新年のご挨拶とセール情報を投稿してからはや5日、「今年はちゃんと更新したい」なんて言っていたのも束の間、つい更新をサボってしまいました。さて、本年最初のレビュー記事は実は昨年買ってしまった商品、しかも「2018年に欲しいもの」で取り上げていた商品。SONYの最新ワイヤレスヘッドホン、SONY WH-1000XM2です。

WH-1000XM2は、SONYが放つ最新のBluetoothヘッドフォン。対応するBluetoothのコーデックはSBC、apt-X、apt-X HD、LDACと、高音質伝送規格もフルに対応。ノイズキャンセリングは業界最高水準を誇るレベルを実現。アラウンドイヤーだったり、有線接続対応だったり、連続再生時間30時間だったりと、いたれ尽くせりの製品です。すでにポタフェスでもレポートしていましたが、実環境で使い倒したレビューをお届けいたします。

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持ち運びやすさもバッチリ。


パッケージはシンプル。対応している規格が多く、下部がロゴでぎっしりなのは苦笑

内箱はハイエンドモデルということもあり、高級感もバッチリ

内箱の中に、専用のキャリングケースが鎮座

キャリングケース内に本体が収納。折りたたんでコンパクトに収納可能。

折りたたんだ状態

航空機用のアダプターも付属

付属品は、説明書に有線の3.5mmステレオミニケーブル、microUSBケーブル

キャリングケースはストラップ付き

まずは外箱や、付属品に関してチェック。外箱・内箱はさすが3万円超の機種だけあって高級感のある仕上がり。この時点でテンションが上がります。キャリングケースも光沢を抑えた黒色で、付属品だけでも所有欲が湧きます。また、有線接続用の3.5mmステレオミニケーブルに加え、航空機用のアダプターも付属。付属品のみでバッチリなのも嬉しいところ。

本体はキャリングケース収納時には折りたたんで、ハウジング部をフリップする仕様。ただ折りたたむよりもさらに薄く収めることが出来、カバンへの収納時にも便利。このあたりは、持ち運び前提の機種であるからこその利便性でした。

ブラック色外観。シックな黒色が良い

折りたたみ機構

ボタンは電源キーとノイズキャンセリングキーの2つのみ

充電にはmicroUSB端子を採用

曲送りなどのコントロールは、右側面部のタッチ操作で対応

今回購入したのはブラック。光沢感を抑え、黒一色ながらメリハリをもたせたデザインでなかなか高級感のあるデザインに仕上がりました。MDR-1系統のデザインも好きでしたが、WH-1000XM2のデザインのほうが個人的には好みの印象です。

ボタン類は電源キーとノイズキャンセリングキーの2つのみ。ノイズキャンセリングに関してはボタンの切り替えで【ノイズキャンセリング】【アンビエントサウンド】【オフ】に切り替えが可能。また、長押しすることで装着時の個人差に合わせてノイズキャンセリングを最適化する「NCオプティマイザー」機能を利用可能。

曲送りや音量調節に関しては、右ハウジング部のタッチ操作で可能。ボタン式の方が分かりやすい印象がありますが、実際に利用してみると直感的に一発で操作できるのはなかなか。取り外し時に誤タップが発生してしまうのは難点ですが、この操作性は一度慣れると戻れません。

圧倒的なノイズキャンセリング。一瞬でどこも無音空間に


赤い電車の京急電鉄でも利用

帰省の際に利用した旅客機でも利用

WH-1000XM2の一番のポイントは、業界最高水準を謳うノイズキャンセリング機能。実際に日常の移動や旅行の際の列車の中や飛行機で利用しましたが、その性能にはただただ驚かされるばかりでした。鉄道車内であれば、アナウンスさえも聞こえないレベルに、飛行機内では機内独特の低音のノイズをばっさりカット。快適な空間を作り出してくれました。(ノイズキャンセリングは有線時も利用可)


ノイズキャンセリングに関しては、少し前述しているように【アンビエントサウンドモード】も搭載。内蔵するマイクを利用して外音を取り入れて、逆に周りの音を聞き取りやすくする機能。そもそもの遮音性が本機種は高いため、屋外利用時に外の音を本体を頭から外さずに簡単に確認できるというのは有り難いところ。

また、【ノイズキャンセリング】の際にも、右ハウジングを手で覆うようにタッチすると同じように外音を取り込む【クイックアクション】機能も搭載しており、移動中の使い勝手をよく考えられた設計でした。




ノイズキャンセリングの状態に関しては、専用のアプリである【SONY Headphones Connect】を利用しても設定可能。GPSを搭載したスマートフォンを接続していれば、本人の動きに合わせてノイズキャンセリングを自動で調節する【アダプティブサウンドコントロール】も利用でき、わざわざ操作する必要すらないのも驚かされます。

ノイズキャンセリングに関しては、非常に高精度で、また使い勝手も考えられておりほぼ満足の仕上がりでした。ただ、唯一本機種に限って不満を感じたのは鉄道利用時のトンネル区間。特に高速でトンネルを通過する際には、車内の気圧が微妙に変化し続けますが、その変化をノイズキャンセリングがモロに拾ってしまい、かなりの不快感がある場面が多々。本体外部と内部にマイクを搭載していることが唯一裏目に出てしまった印象でした。

※航空機内でのBluetoothヘッドフォンの利用に関しては、運行会社並びに機体によって利用の可否が定められています。利用する際には各社のWEBサイトで無線機能の利用の可否に関して確認しておきましょう。なお、私の場合往路は利用可、復路は不可でしたので有線ケーブルを利用しました。

Bluetoothでも高解像度、聴き疲れしない低音厚めのサウンド



ノイズキャンセリングの性能に関しては、前述したとおり圧倒的。今回はあえて有線接続時の音ではなく、Bluetooth接続時の実環境下での音質に関してレビューいたします。本機はapt-X HDにも対応しており、手元のOnePlus 5も対応品ですが、OP5を接続することは少ないためFiiO X5 3rdをapt-X HDで接続して試聴していきます。

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音作りとしては、中高域をやけに強調してしまうBluetoothヘッドフォンが多い中で本製品は正統派。全体的に低音が厚くなっているものの、「低音重視」といえるレベルではなくあくまでも下に向けて緩やかに厚くなっている程度。この音作りのお陰で移動中といった長時間に渡るリスニングでも、比較的聴き疲れない仕上がりになっていました。

Bluetooth接続下でも、内蔵するDSEE HXによって本体内のDSPでアップサンプリングが自動で実施。他社のハイエンドヘッドフォンと遜色ない解像度を実現していました。音場に関しては個人的には奥行き感よりもステレオ感のある印象を受けます。音質には直結しませんが、Bluetooth接続は基本的に途切れること無く安定。高音質と安定性、その両方を両立させているのは当たり前のことですが、好印象を持てました。


普段の移動でも、旅行でも、いつでも快適音楽空間を


旅行のときの長時間移動こそこのヘッドフォン

今回購入してみたSONYのBluetoothワイヤレスヘッドホン、WH-1000XM2。他のメーカーのワイヤレスヘッドホンやイヤホンで、音楽のワイヤレス化の可能性に関しては可能性を感じてきてはいましたが、本製品でそれが確信に変わる、そんな名作でした。

周りの音をほとんどシャットアウトしてくれる、高性能なノイズキャンセリング。そして、ワイヤレスでも十二分な解像度、音場表現。それだけでなく、各種機能が使いやすさを追求して備えられていた利便性の高さ。どれをとっても唯一無二のヘッドフォンでした。

私のように、普段からいろいろな場所を旅行する方はもちろんのこと、日常的に電車通勤の方までどんな方でも外出時には強い味方になってくれるハズ。2018年最初のIYHにオススメしたいヘッドフォンでした。

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