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【oBook10 SE】Remix OS搭載で快適な2-in-1環境を実現!Onda oBook10 SEレビュー!


ここ最近はXiaomi Mi Notebook Airを始め非常に高価格帯の製品をご紹介してきました。高価な製品は、確実に高い操作性とスペックで、快適な作業環境を提供してくれることは間違いありません。ただ、ちょっと出かけた先で―というのにはオーバースペック気味なのも事実。今回は、Remix OS 2.0を搭載し、専用キーボードと合わせて2-in-1としてバリバリ使えるものの、非常にお安いOnda oBook10 SEをEverbuying様より提供していただきましたのでレビューいたします。

Onda oBook10 SEは、10.1インチHD(1280*800)液晶に、Intel Atom Z3735F、2GB RAM、32GBストレージを搭載した2-in-1端末。OSには、タブレット端末での利用に、特にキーボード接続状態に最適化されたAndroid OS、Remix OS 2.0が搭載され、利便性の高い機種に仕上がっています。

現在、中華通販サイトのEverbuyingでは本体が121ドルで販売中。専用キーボードは47ドルで、セットで購入した際には割引で166ドルで購入可能。セットでも2万円以下で購入できるのは魅力的ですね。


外観レビュー・パッケージ内容


今回は専用キーボードと合わせて提供していただきましたので、箱は2つ。oBookのロゴが印字されたシンプルなもの。


本体は意外とベゼルが狭い印象を受けます。実際にCHUWI HiBookと比較すると横幅が小さくなって少しスリムになっていました。


背面はゴールドに塗装。安っぽさは感じさせない色使いとデザインで好感を持てます。


本体部の重量は579g。


CHUWI HiBook Proが563gですので、若干重い印象。


キーボードは591gでした。合計すると1170g。1kgちょいというレベルです。


キーボードの配列は、ファンクションキーと数字キーを統合した変則的な5段。ここまで少なくしてしまうと、若干打ちづらくなってしまうのが不安ですね。


専用キーボードと本体は、ヒンジによって固定され膝上といったバランスの悪い場所でも、安定して利用可能。ただ、逆向きで差し込むことは不可能でした。


キーボードを接続して閉じてみた様子。上はCHUWI HiBookですが、厚みに関しては同じくらいでしょうか。ただ、oBook10 SEの方が、ヒンジ付近は厚めです。


端子類は右側に集中しており、microUSB、3.5mmステレオミニジャック、microHDMI、充電専用端子が備わっています。ただ、充電はmicroUSBからも可能なので気にする必要はなさそうです。

専用キーボードにも右側にフルサイズのUSBポートが1つ付けられており、マウスなどの接続に最適です。

Remix OS 2.0はWindows 10とそっくり



oBook10 SEに採用されているOSは、Android 5.1をベースにノートPCでの利用に最適化されたRemix OS 2.0。以前、Onda V919 AirにRemix OSをインストールしましたが、その時のバージョンは1.x系。2.0以降はマルチウィンドウにも対応し、完成度の高いOSに仕上がっています。

上のスクリーンショットからも分かるように、操作体系はWindows 10を模しています。右下のスタートボタンで、スタートメニューが起動しアプリの選択が可能というのはまさにそれですね。

右側をスライドすると通知バーも登場。このデザインもWindows 10そっくりです。
設定メニューについては、Androidのものを踏襲していますが、デザインはMac OSを意識している印象。一発で欲しいメニューにアクセスできるのは嬉しいですね。
写真のように、複数のアプリを同時に立ち上げ、2つのアプリを並べて使うことも可能です。ここまで来ると普通のWindowsと大差ないですね。

動作はヌルサクではないものの、そこそこ

Antutuベンチマークでのスコアは、Intel Z3735Fという一世代前のAtomプロセッサーの割には良い印象。CHUWI HiBook Proが55,915点だったことを鑑みると意外と良い点数ですね。実際にアプリを立ち上げたりしてみると、アプリの起動にワンテンポ遅れが出るレベルの動き方で、バリバリ即戦力で―、という用途には厳しいものの、ちょっとしたメモ程度では使えるなと感じます。

キーボードの打ち心地は癖あり

本機のキーボードは、CHUWI HiBookのような6段ではなく5段のキーボード。このため、ファンクションキーの省略や、数字キーの小型化など、通常のノートPCと比較しても変則的な並び方をしています。

今回、実際にEvernoteを立ち上げてメモを取ってみたりしましたが、キーボードの打ち心地についても中華のレベルを出ていないもので、癖のあるキーボードだと感じます。キーボードに関しては、CHUWI HiBookシリーズに軍配が上がります。

安価にRemix OSの2-in-1機が欲しい人にはおすすめ

総評としては、ある程度の利便性や性能を犠牲にしてでも、どこにでも持ち運べてさっと使える2-in-1端末がほしい!という方にはオススメできるかな、という印象。逆に、バリバリ打ち込んで、即戦力として2-in-1端末を必要としてる方には、Core-Mプロセッサーを搭載したTeclast X3 Proや、現在この記事を書くのにも利用しているXiaomi Mi Notebook Airを利用したほうが幸せになれるはずです。

安価に2-in-1端末がほしい、そういうニーズの方にはオススメできる製品ですね。現在、中華通販サイトのEverubuyingでは本体が121ドルで販売中。専用キーボードは47ドルで、セットで購入した際には割引で166ドルで購入可能。セットでも2万円以下で購入できるのは魅力的です。

スペック

OS:Remix OS 2.0
CPU:Intel Atom Z3735F
GPU: Intel HD Graphics 第7世代
RAM:2GB
ROM:32GB
液晶:10.1インチ 1280*800
カメラ:フロント200万画素
バッテリー:5400mAh
Bluetooth 4.0
WiFi: 802.11 b/g/n
端子類:microUSB,microHDMI
重量:579g(本体のみ・実測値)
大きさ:25.00 x 16.40 x 0.80 cm

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