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【OPPO Japan】OPPO初上陸。Snapdragon 660に2000万画素のカメラフォン、R11s発表会レポート。

OPPO R11s(Red)

当ブログ内でも何度も紹介している、中華スマホメーカーの雄、OnePlus。先日レビューしていたOnePlus 5(レビュー)はその美しいデゥアルカメラと他を寄せ付けない圧倒的な性能で、まさに「最高」の仕上がりでした。その親メーカーであるOPPOが、遂に日本市場に参入を決定。今回は1月31日に都内で開催されたOPPO日本市場参入記者発表会に参加してきましたので、そのレポートをお届けいたします。

OPPO R11sはOPPOが放つ最新「カメラフォン」。f/1.7・2000万画素+1600万画素の高解像度デュアルカメラを搭載したスマートフォン。インカメラも2000万画素という高解像度を実現したモデル。Snapdragon 820レベルの性能と言われるSnapdragon 660に4GB RAM、64GBストレージを搭載したハイエンドモデルです。2月9日より、税抜き57,980円で販売予定で、期待のモデルです。


発表会の内容をレポート。



会場は表参道ヒルズ。OPPOの広告が目立った

写真家の角田修一氏によるOPPO R11sの写真展も

発表会の会場は東京表参道の表参道ヒルズ。吹き抜けにはOPPO R11sの広告を大々的に展開し、階段ではタッチ&トライコーナーや、後述する写真家の角田修一氏がR11sで撮影した写真の写真展も開催。建物全体を利用して、今回の発表会を注目させようとしていました。


OPPO Japan社長・鄧宇辰氏

発表会の最初の挨拶は、OPPO Japan社長の鄧宇辰氏が登壇。「こんにちは」の日本語の挨拶から始まり、残りは英語でのスピーチに。鄧氏はOPPOインドネシアの社長として、OPPOをインドネシア第2位のスマホメーカーに押し上げた実力者。シンガポールでもその手腕を発揮してきており、今回は日本参入に向けてOPPO Japanの社長となりました。

世界第4位の実力を強調

鄧氏からは、日本にある21,000社以上の100年企業へのリスペクトが話され、今後の成長がOPPOにも必要になると強調。そのOPPOの健全な成長を達成するのには、日本市場への参入が重要、そして「カメラフォン」としてOPPOを有名とすることが重要だとし、日本市場への意気込みを強調。その自信として、世界第4位、アジア第1位であることも強調しました。

また、OPPOのこれまでの成長、躍進を個々のマーケットを尊重することと、個々の市場ニーズに対して迅速に対応してきたと分析。

・消費者の期待に答えるだけでなく、それを超える製品を提供すること。
・他の市場でも成功しているように、ビジネスパートナー、消費者、メディアの方々と交流を持っていく。
・OPPOのチームの90%を日本人スタッフで構成し、日本でのビジネスを加速していく。

といった内容を重視し、日本市場において最善を尽くしていくと話し、社長からの挨拶としていました。

OPPOの取り組みについて、河野取締役より


OPPO Japan取締役・河野謙三氏

鄧氏の挨拶の後、OPPO Japan取締役の河野謙三氏。河野氏は、オーディオ機器のOPPOであるOPPO Digital Japanの代表取締役であり、また、その代理店でもあるエミライの代表取締役社長。ポタフェス・ヘッドホン祭りでエミライの関与を否定していた割には、がっつりという印象でした。

OPPOの目標点は「高品質な製品を届けること」

研究開発拠点は中国本土やシリコンバレーに加えて横浜も

品質テスト項目の多さも強調

鄧氏よりバトンタッチした河野社長からは、これまでのOPPOの取り組みについて紹介。2013年に一足先に日本参入したOPPO Digital JapanとOPPO Japanは「常に最適な行動をし、追求していくという信念」に関しては同じだと強調。まったく別のOPPOながら、同じ信念で高品質な製品を出していくと、開発段階でのテスト項目の多さなども交えながら言及していました。

3つの「S」を目指したR11s


OPPO R11s 
OPPO R11sの3つの「S」



OPPO R11sはスクリーン、スマートな撮影、スムーズな操作という3つの「S」を目指したとか。

1つ目の「S」フルスクリーン

没入感・シンプルさ、快適性がスクリーンには必要とか

シンプルなデザインを実現するため、センサー類は見えない形に

快適性には、0.08秒での顔認証を実現するA.I.顔認証
 1つ目の「S」であるスクリーンに関しては、5.5インチの筺体に6.05インチのFHD+スクリーンを搭載したフルスクリーンを提示。また、背面指紋認証によるシンプルさに、前面のセンサー類の埋め込みによってさらにシンプルさを追求したとか。

そして、快適性を実現するためにA.I.を活用したA.I.顔認証を搭載。0.08秒という速さで顔認証をし、快適な操作性も実現しているとのこと。やや、一つ目のSには強引さがありましたが、没入感のあるスクリーンを一体的に作り上げていると見れば良さそうです。

スマートな撮影には、新開発のデュアルカメラと、2000万画素のインカメラを

2000万画素+1600万画素

254ものポイントで顔の特徴を収集し、補正に活かしているとか




2つめの「S」は「スマートな撮影」。アウトカメラは2000万画素+1600万画素のデュアルカメラを採用し、圧倒的な高画質を実現しました。というか、ぶっちゃけた話しOneplus 5とほとんど同じ構成です。

【OnePlus 5】圧倒的スペック、撮影力、コスパの揃った最強Snapdragon 835搭載OnePlus 5レビュー

ただし、インカメラに関してもR11sは2000万画素の高解像度センサーを採用。顔の構造を254ポイントで認識し、収集したことでこれまで以上の補正を可能としたビューティーモードを搭載。肌色に合わせた自然な補正ができるとか。OPPOは独自のポートレート・ラボを擁し、今後も顔をきれいに撮れるスマートフォンを追求していくとか。

R11sは写真家の角田修一氏とコラボ

写真家・角田修一氏

表参道ヒルズで展示されていた、角田氏の写真(R11s)

発表会では、元モデルで写真家の角田修一氏が登壇。実際にR11sで撮影した写真を交えながらその性能についてもコメント。修一氏曰く、「白飛びに関して気をつけていたが、問題なかった。緑色の発色がよく、色かぶりが起きなかったことで思った通りの写真を撮ることが出来たと感じている。これ一台で、作品作りに関してもある程度のレベルまで仕上げることができるのではないか。」と絶賛。

R11Sの魅力に関して、最後にコメントを求められた際には「一昔前まで、「どうしてこうなんだろうと」惜しいところがあることが多かったが、R11Sはほぼ「カメラ」と言える、一眼レフに近い状態で撮影ができるものじゃないかと思っている」とまで言っていました。表参道ヒルズ内では、実際の写真の展示もなされていましたが、確かにその写真のクオリティは高いと感じさせられます。

当ブログでも、OnePlus 5とHuawei Mate 9の写真の比較記事も出していますが、OnePlus 5の撮影性能には舌を巻かされていました。ほぼ同等の性能を誇るR11sには期待して十分良さそうです。

【OnePlus 5 VS Huawei Mate 9】デュアルカメラの2大スマホOP5 と Mate 9を徹底比較です!

国内仕様で6万円弱。どこまで戦えるか、気になります。


OPPO R11s(Red)

OPPO R11s(ゴールド)

OPPO R11s(ブラック)

周波数帯は国内バンドにも対応

57,980円と税抜きでは6万円弱に設定

スチルにも気合が入る

今回発表されたOPPO R11s。国内初投入ながら、Snapdragon 660に4GB RAM、64GBストレージに、2000万画素のカメラなどハイエンド機を一気に投入。OPPOが今後日本国内でのシェア争いに本気で挑んでいくことが伝わってくる内容でした。

R11sはレッド、ゴールド、ブラックの3色構成。日本国内の周波数帯に合わせるローカライズも実施し、税抜きでは6万円を切る57,980円に設定され明日2月9日より発売となります。OPPOの国内初投入機であるR11sが、どう国内市場で戦っていくのか今後が楽しみになる発表会でした。



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