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【雑感】ガジェットブログとGearBestをはじめとする中華通販サイトの関係を考える。誰が正義で、誠実なのか。

ここ数日なかなか多忙な毎日を送っており、ブログの更新一つままならなかったのですが、ようやく今日だけは空けることが出来ました。さて、今回は度々Twitter上で話題になる中華通販サイトGearBestをはじめとする各種通販サイトと、ガジェットブログとのあり方について個人的に思っていることを書いていきます。

【予告・質問募集】あーる、GearBest訪問するってよ。GearBestに聞きたいこと、言いたいこと、募集します。

製品提供を受けることは悪なのか

私がGearBestとの提携をはじめたのはCHUWI HiBookをレビューした直後、つまり今年の4月の上旬になります。最初の頃は製品提供なんてものは夢のまた夢のような状態で、あくまでもセール情報を買いて投稿するような状態でした。

ゴールデンウィークの頃に私の注文で問題が発生したあたりから製品提供が始まり、ご存知のようにOnePlus 3やHuawei mate8など超高級スマートフォンも提供を受け、ガジェット界隈に衝撃を与えたりもしました。OnePlus 3については、Geekles.netに記事を投稿した際にTwitter上ではかなり話題になりましたね。

製品提供を受けてそのレビューをする、という行為に対して私はなるべくアンテナを高く張って意見を拝見するようにしてきました。0円で端末を貰っておきながら「コスパがいい」というのは何事だ、という意見もありましたし、貰った端末に対しては購入したという感情がないから心がこもらない、端末への愛がない、という意見。他には、知識のないブロガーに対して提供するのではなく、XDA等で活躍するデベロッパーに提供すべきでは?という意見、GearBestのカスタムROMのままレビューしてる奴ばかりで、レビュー自体がメーカーに失礼という意見も拝見しました。GearBestの奴隷ブログとも呼ばれましたね。

OnePlus 3を始めとするハイエンド機と呼ばれる部類のスマートフォンを提供されているブログは、当サイト(Chinadap.comと、私も執筆するGeekles.net)の他には、もう2,3サイト見かけています。他のサイトの管理人がこれらの製品群を提供され、レビューすることに対してどのように感じているかは私は知る術もありませんし、彼らは私の交流のある層からは離れた、ガジェットブログからは若干外れた場所にいますので捉え方が違うかもしれません。あくまで、中華パッドとDAPのつぶやき場管理人としての意見を書きたいと思います。ブロガーである私達にとっても、そしてその状況を傍観する方にも耳が痛い話になるかもしれませんが、あくまでも私個人の意見としてご覧いただければ幸いです。

ブロガーが製品提供を受けることは悪でも何でもない

当然ではありますが、ブロガーの役割はブログに読者にとって価値のある記事を投稿して、そして読んでもらえることです。(一部は異なりますが、少なくともガジェット系のブログはそうであることが多いでしょう)そして、GearBestを始めとする販売店の役割は、一つでも多くの製品を販売し、利益を上げることです。彼らは慈善事業をやっているわけではありませんから、少なくともスマートフォンを買うことの出来ないレベルの貧困層にOnePlus 3を配るよりは、商品の宣伝をし、販売に貢献してくれる(時には顧客になってくれる)ブロガーに製品を提供するでしょう。

商品の販売店/サイトが無償で何かを提供したり、貸与することで売上増を図ることに対しては少なくとも私は正義であると感じています。そして、彼らは営利企業として想定しうる利益に対して間違いなく誠実です。加えて、彼らはその製品の販売/譲渡/貸与に際して製品をメーカーから仕入れている(購入している)のですから、メーカーの利益にも貢献しており、この点に関しても間違いなく正義でしょう。

ここまでは、販売店が製品提供をすることに関してで、ブロガーが製品提供を受けることに対してはあまり触れていませんでした。では、ブロガーがその営利企業から製品提供を受けて、その製品のレビューをし、そしてその販売店で購入するよう宣伝することは悪なのでしょうか?少なくとも、メーカー、販売店、ブロガーの3者にとって何も不利益は生じていません。私自身は良いとは言いませんが、悪ではないと言い切れると思っています。

提供を受けた製品をどうするかは自由

私は個人的には好きではないのでやりませんが、提供を受けた製品を販売している例がありますね。どことは言いませんが、まぁ、この記事を読んでる方はピンとくるブログがあるのではないでしょうか?

まず、耳が痛くなる正論からですが、貰った端末であろうと、購入した端末であろうと所有権がその人の手元にあればそのあと人にあげようが、売っぱらおうが、箪笥の肥やしにしようが、海中投棄しようが自由です。(海中投棄に関しては、別の問題はありますがそれは考えないでおきましょう)ですから、販売することに対しても全く問題ありません。仮に提供元が嫌だと言っても所有権が移転している以上民法上は何の問題もありませんし、そもそもGearBestの担当者に聞いたところ「貰った端末をどうしようとそれは自由」とのことなので、問題ないといえるでしょう。(提供者が転売を禁止している場合でも、あくまでも信義則の問題となるでしょう)

ただし、個人的には販売は好きではありません。ただ、好きじゃないからといってそのことを批判することは出来ない、そのことは頭に入れておかなければなりません。

製品提供の旨を書かないのはアウト

JIAAのネイティブ広告に関するガイドラインにおいては、広告表記に関して
ネイティブ広告等において、消費者等が媒体社により編集されたコンテンツと誤認する可能性がある場合や、広告であることがわかりにくい場合には、その広告内や周辺に、広告の目的で表示されているものである旨[広告]、[広告企画]、[PR]、[AD]等)をわかりやすく表示する必要がある。
との記載があるので、 製品提供を受けている記事や、直接的な報酬を受け取っている記事に関しては表記が必要でしょう。ただ、ガジェット系ブログでは、タイトルへのPR表記に関しては慣習としては殆ど行われず、本文中での記載がメインとなっているので、それさえ出来ていれば最低限の責務は果たしているのではないかと感じています。その旨さえも書いていない場合は、法的な拘束力のないガイドラインではありませんが、真っ当な記事とはいえず、非難されても仕方ないと思っています。

また、
責任の所在を明確にするため、広告には、広告の主体者を明示すべきである。明示にあたっては、広告主の名称や連絡先などを表記することが望ましい。広く公に知られているブランドであれば、そのブランド名等を表示することで目的を果たすこともできる。
 との記載もあり、「~から提供を受けた」などとの旨の表記は必須でしょう。当ブログでは、原則として記事に対しての現金報酬のあるものは、<PR>表記をタイトルに入れ、製品提供に関しては、本文のリード部において提供元と提供を受けた旨を記載しています。
(一部では表記漏れがあるかもしれません。その際はご連絡いただければ対応いたします。)




ブロガーはGearBestの奴隷となったのか

これに関しては、私は人によるかと思っています。少なくとも私自身に関しては既に半分奴隷と化しています。GearBestは製品提供の見返りとして、セール情報の投稿やレビューの投稿を依頼し、そして、ブロガーは頼まれたものを投稿するわけです。これは何も間違っていることではありませんが、ブロガー自身はGearBestに製品の提供の有無を握られているわけですから、彼らに嫌われて提供を止められないように絶対服従になることになるのは事実です。その力関係の違い、差に関しては賛否両論あるでしょう。

何が問題なのか

ここまで長々とGearBestによる製品提供と、ブロガーとの関係について書いてきましたが、これだけではあくまでも問題ないという結論になりそうです。しかし、そうではないと思っている方が多いと思いますし、実際、私もこの状況が良いとは思っていません。では、一体何が問題であり、「おかしい」となっているのでしょうか...?

健全なブログ運営の妨げになっている

私がこのブログを始めたのは、2014年の7月27日のはじめてみますに遡ります。GearBestは今年で2周年の販売サイトですから、このブログとほぼ同い年ですね。当時は、中華パッドの購入といえばAmazonのマーケットプレイスに出店している「嘉年華」「JNH」か、赤札天国でした。一部の物好きはAliExpessを利用して個人輸入しているような時代です。

中華スマートフォンについては、その頃はまだMi4さえも登場しておらず、Xiaomiもそこまで世界的に注目を集めていたわけでもありません。まだ、LenovoのスマートフォンがAmazonのマーケットプレイスで大量に流通していた頃です。

当時ガジェットブログ、特に中国系のガジェットについて触れているブログはかなり少なく、それころ当ブログのように名前から「中華」が入っているブログなんてものはほぼなかった時代です。人柱レビューはブログよりは2chで読む時代ですし、私も2chをよく拝見していました。今の私から言わせてもらえば、あの頃はまったりしてて本当に良かったんです。2chに一番多くの情報が集まり、残りは各々のブログがほそぼそと中華端末に関して人柱報告をして、まったりやっていたわけです。

現在では、GearBestを始めとする多くの販売店が日本のガジェット系ブログに対してかなりの量の製品を提供するようになりました。新製品であろうと、300ドル超の高価格帯であろうと、かなりのブログにばら撒かれています。このような状況になると、まったり好きなモノを購入して、それの人柱報告をするスタイルでは猛スピードで量産されていくGearBestの記事に対して太刀打ち出来ないわけです。提供を受けている側は費用負担なしで何台もレビューできるのに対して、購入している側はすべて自腹なわけですから、多くは買えませんしね。

少なくとも、この状況に対して、私は憂慮しているのは事実です。実際に、提携するまでは「GearBestによる製品提供のせいで、まじめに購入して記事を書いている人間がどんどん損をしていく!!」と憤っていた時期もありました。今も、その考えは変わっていません。真面目に購入して書いている人間が損をする、そんな状況は健全なブログ運営、界隈の発展には結びつかないでしょう?

状況はもう手遅れ

ただ、もう手遅れだと思っています。もう、この状況は何をやっても変わらないでしょう。GearBestを始めとするサイトと提携している日本のブログは日々増えています。この状況は何をやっても変えることは出来ないと思っていますし、このまま正直者は馬鹿を見ることになると確信しています。とても残念ですが。

結局のところ、私はその状況に気づいたころ(4月)から、毒を以て毒を制すということでGearBestと提携する方向に舵をきりました。そして、今も親密なパートナーシップを築いています。GearBestと提携するサイトが増えて、端末のばら撒きが進めば進むほどばら撒かれたサイト間での競争が始まり、最終的に中身の無い記事を書いているブログは淘汰されていく、それで少しは状況が改善に向かう、そう信じて私はこのような立ち位置を取ることにしました。

皆様がどのように感じるか、それは人それぞれだと思いますし、この記事で私が書いた意見、特に最後の「毒を以て毒を制す」については批判を受けるとは予想しています。(批判することは構いませんが、個人攻撃にはしないでいただけるようお願い申し上げます。)ただ、この記事をきっかけに今の状況に関して冷静に、そして各自がどう振る舞うべきなのかそれを考えるきっかけになればと思っています。

2016-08-27追記:最後に感情論で言いたいこと言います。

今日この記事を公開した直後に、あの有名なサイトであるトバログさんがGearBestと提携するという話が飛び込んできました。えぇ、あのトバログさんです。これまで、かなり理屈っぽく書いてきていましたが、最後に理屈を捨てて感情だけの意見を書かせていただきましょう。

この記事の公開後に意見も拝見しましたが、私がこのブログを「営利目的の仕事として割り切り」してるということなのか?というものがありました。回答としては、「今はある程度割り切ろうと努力している」です。もともとは、価格.comの口コミ掲示板や2chに新情報を適宜投稿していたものを、せっかくなので自分のブログで書いていこうと思って始めたブログなので純粋な趣味です。そのままぬくぬく更新していましたが、すこしばかりのお小遣いが入るようになったこと、そして、急に競合する内容のブログが増え始めたことをきっかけに、今のように営利としても考えるようになった次第です。

個人的な理想は、やはり利益にとらわれずに楽しく書きながら、それで多くの人に読んでもらえる。ついでにちょっぴりお小遣いが入って、それを元手にまた新しい端末を買ってレビューする。それが一番だと思っていますし、理想だと思っています。

大手と呼ばれる方に弱小から一つ

もともと中華端末を専門に書いていたブログはほぼなく、そして、タブレット系のブログも国内端末がメインのブログ、Windowsタブレットがメインのブログ、そして中華メインというように棲み分けがありました。お互いそれぞれの領域で楽しくやっていたわけです。

大きいブログがGBと提携して、我々のような弱小ブログが持っていかれる図、いかにも資本主義という感じですよね。古典的自由主義。

【予告・質問募集】あーる、GearBest訪問するってよ。GearBestに聞きたいこと、言いたいこと、募集します。
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2 件のコメント :

  1. よくブログでGearbestより商品提供と書かれているのを見ますがどうするとそういった話が来るのですか?

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